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第28話

九日目;莉愛夏
今日は、日本に戻ってきてから初めての学校。

あ、私大学1年生なのよ。
侑も私と同い年。
葉桜さん、芹澤さん、浜田さんが高校2年生だったかしら。
で、白詰さんが高校1年生。
あと、川岸さんは大学2年生だったかしら。


ま、それは置いといて。

私、侑の学校に行くのよね。
車椅子押すの手伝うことになってるから、侑の家に寄らないと。
執事
莉愛夏お嬢様、車でお送りいたします。
姫川莉愛夏
姫川莉愛夏
あ、ありがとう。でも侑の車椅子押すの手伝ってあげないとだから。
執事
そうですか。でしたら侑様も学校までお送りいたします。
姫川莉愛夏
姫川莉愛夏
あ、じゃあお願いします。
まあ、送って貰った方が楽だろうしいっか。

そう思って私は執事が開けてくれた車に乗る。


この無駄に広い車に1人で乗るの正直居心地が悪かった。

でも今日は侑も乗ってくれるから、少しはましになるかしら。


車が動き出すと暫くして侑の家に着いた。
執事
私が呼んできます。
そう言って、侑の家に入っていく。

侑を連れてくると馴れた手付きで侑を車に乗せた。


どこで車椅子の扱いなんて覚えたのかしら。
なんでも出来すぎてちょっと怖いわ。
菊池侑
菊池侑
莉愛夏、おはよ。
私の隣に座った侑が声をかけてきた。
姫川莉愛夏
姫川莉愛夏
おはよう、侑。
私も返事を返す。

ちゃんと座って準備出来たのを確認すると、車が走り出した。
姫川莉愛夏
姫川莉愛夏
車椅子は不便?
特に話題もなかったので気になっていた事を聞いてみた。
菊池侑
菊池侑
あー、そこそこ不便かなぁ。
最近どんどん悪化していくし。
え?悪化しているの?

侑能力使ってた?
と言うか、浜田さんの話、聞いてないのかしら。
姫川莉愛夏
姫川莉愛夏
浜田さんから話聞いた?
菊池侑
菊池侑
浜田...ああ、あいつか。なんの事?
え?聞いてないの!?

教えた方がいいわよね。


そう思って私は浜田さんから来たメールを侑に見せた。

自分で説明するのは苦手だし。

侑はメールの内容が理解出来ていないのか何度も読み返している。


やっと理解したのか、スマホを私に返してきた。
菊池侑
菊池侑
つまり、エレの指示にしたがったらまずいって事だよな。
姫川莉愛夏
姫川莉愛夏
ええ、おそらく。
菊池侑
菊池侑
俺、そこそこ使ってた覚え得るんだけど、やば。
姫川莉愛夏
姫川莉愛夏
えっ!?それ大丈夫なの?
思わず大きな声を出してしまった。
菊池侑
菊池侑
声大きすぎ、あんまり騒ぐなよ。
姫川莉愛夏
姫川莉愛夏
あ、ごめんなさい。
菊池侑
菊池侑
それで、話戻すけど、これって要するに能力なんか要らないって気持ちが重要なんだろ。
菊池侑
菊池侑
だったら、莉愛夏みたいな代償じゃないし、多分俺は大丈夫だよ。
姫川莉愛夏
姫川莉愛夏
あ、そうね。良かった。
じゃあ、一番危ない代償なのは私だったのかも。


あとは川岸さんの代償もちょっと危ないかしら。そんなことない?

いや、皆の代償が危ない事に代わりはないんだけど。


んー...なんだか、少し眠くなってきたわ。
姫川莉愛夏
姫川莉愛夏
私、学校に着くまで、少しの間寝るわ。
菊池侑
菊池侑
あ、俺も寝よっかな。なんか眠くなってきたし。
2人して眠くなってしまい、私達は学校に着くまで寝ることにした。