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第20話

六日目;午前 莉愛夏
あの後は侑の病院までいってから迎えに来てもらって家に帰った。


まだ状況の理解が私には出来ていない。

でも理解したってなにも変わらないと思う。

だから私はこのまま今まで通りの日常を送ることにした。












のはいいんだけど、

ひとつだけ気掛かりなことがある。


私、何回能力使ったかしら?

多分何回か使っているのよね。


私に限って使ってないなんてことないと思うのだけど。



下手に使ったら私は消える。

消えたくない。

もう、これからは能力を使わないように、努力しないと。

下手に願いを叶えたい、なんて思わないようにしないと。

私は、消える。

あーあー

なんでこんな能力にしたんだろう。

侑の能力が羨ましい。

確か、時間を操れるのよね。

しかも代償は脚。

それも脚が消えるんじゃない。悪くなっただけ。

まあ、最近悪化しているらしいけれど。

どっちにしても羨ましいわ。
菊池侑
菊池侑
......あな...りあな
菊池侑
菊池侑
り!あ!な!
姫川莉愛夏
姫川莉愛夏
ふぇ!!
姫川莉愛夏
姫川莉愛夏
び、びっくりした...
菊池侑
菊池侑
びっくりした、じゃねーよ!
何回呼んだと思ってんだよ!!
姫川莉愛夏
姫川莉愛夏
え?えーと...ニ、三回?
菊池侑
菊池侑
もっと呼んだわ!ばか!
姫川莉愛夏
姫川莉愛夏
な!ばかってなによ!ばかって!
川岸慶吾
川岸慶吾
お前らって仲良いの?悪いの?
あーもう川岸さん、間然に呆れてる。


あ、今はこの三人で私の家に来ているの。

とくに理由はないんだけど、なんとなくね。

昨日初めて会って色々あって仲良くなったのよ。
まあ、侑は幼馴染みなんだけど。

だからこんな感じで言い合うことも良くあるのよね。

私と侑にとっては日常茶飯事って感じなんだけど。


な、仲悪く見えるかな?

で、でも喧嘩するほど仲が良いっていうし......


て、ていうか!
別に仲悪く見えてもいいじゃん!私ったらなにいってるのかしら!

そ、それより......
姫川莉愛夏
姫川莉愛夏
今更だけどなんで私の家に来たの?
菊池侑
菊池侑
え?遊びに来ただけじゃん
姫川莉愛夏
姫川莉愛夏
そうじゃないわ。なにをするのか聞いてるの。
川岸慶吾
川岸慶吾
いや、特になにも...
姫川莉愛夏
姫川莉愛夏
そ、そう。
変な人達だなあ。
菊池侑
菊池侑
ゲームでもする?
姫川莉愛夏
姫川莉愛夏
家にゲームなんてないわ。
菊池侑
菊池侑
は?つまんな。
姫川莉愛夏
姫川莉愛夏
うるさいわね!
川岸慶吾
川岸慶吾
あ、一つ聞きたい事があったんだけど。
川岸慶吾
川岸慶吾
昨日なんの能力か聞いたじゃん。
まあ、今一番聞きたくない話題きたよー
川岸慶吾
川岸慶吾
で、代償もきいたじゃん。
そうですねー
川岸慶吾
川岸慶吾
姫川の方に質問なんだけど。
はい。なんでしょうか。
川岸慶吾
川岸慶吾
能力何回使ったの?
あーね。


ていうか、多分いろいろと疑問に思った人いると思うんでちょっと説明いれるね。

ていうかまず、いつの間に能力と代償聞いたのって話からいくと

昨日この三人で帰ったからそのときに聞きました。

それだけです。

で、最初の方でも放してた通り、
私は何回能力を使ったのか覚えていないのです。

てことで、素直にそう言いますね。
姫川莉愛夏
姫川莉愛夏
回数は覚えてないんです。
姫川莉愛夏
姫川莉愛夏
あ、でも使ってないことはないと思います。
絶対私のことだから一度は使っている。

もしかしたらもう4回使ってしまっていてあと一回使ったら消えるかもしれない。

そんな状況なんだよね。
川岸慶吾
川岸慶吾
あ、そうなの?
姫川莉愛夏
姫川莉愛夏
はい。
菊池侑
菊池侑
ま、莉愛夏のことだから何回も使ってんだろ。
姫川莉愛夏
姫川莉愛夏
うるさい。
菊池侑
菊池侑
次使ったら消えるかもな。
姫川莉愛夏
姫川莉愛夏
......そうかもね。
消えたくないなー。
川岸慶吾
川岸慶吾
ま、それが聞きたかっただけだから。
そのためにわざわざきたの?
川岸慶吾
川岸慶吾
いや、違うけど。
え?心読まれた?

浜田くんですか貴方は。
川岸慶吾
川岸慶吾
姫川って分かりやすいんだな。
姫川莉愛夏
姫川莉愛夏
え?
菊池侑
菊池侑
あーわかる。めっちゃ分かりやすいよな。
姫川莉愛夏
姫川莉愛夏
そ、そう?
菊池侑
菊池侑
うん。てかなんかしよー。
姫川莉愛夏
姫川莉愛夏
そ、そんなこと言われても
菊池侑
菊池侑
なんかねーの?
姫川莉愛夏
姫川莉愛夏
家になにもないのは侑が一番わかってるでしょ。
菊池侑
菊池侑
ハイハイ。お嬢様の癖に家になにもないもんな。
姫川莉愛夏
姫川莉愛夏
うるさいわよ。
川岸慶吾
川岸慶吾
ま、雑談するだけでもいいんじゃないか?
菊池侑
菊池侑
そうだな。
姫川莉愛夏
姫川莉愛夏
そうね。
それから私たちはしばらく雑談していた。


昼近くになると皆でご飯を食べて、

お菓子とか摘まみながら雑談して、

あっというまに時間が過ぎていく。


こんなに楽しいの久しぶりだな。


これからもこうやって皆と話していたい。