では本編へ>>>>
いきなりの百合乃side
なんかこの職場、イケメン多くなぁい?
だってさ、
50超えてそうだけど部長さんとかぁ
1個うえの、、兼本だっけ?
そ
れ
に
♡
坂田さん
って人!!!
この人、私の運命の人に違いないわ!!
そうと決まれば…
まずは邪魔な奴を排除しなきゃね☆
あなたさんside
(;º言º)ゾッ
今なんか寒気がしたんだけど…
…気のせいか。
今日もいろいろ美原さんに教えないとな〜
めんどくさい〜
だってあの子ぶりっ子じゃん
見た目とか名前とか喋り方とか
一個下とはいえあの子ももう社会人なのにね
恥じゃん!
会社の恥!←
とか言ってる場合じゃないけどね(笑)
は?
どゆこと?
まず深呼吸して。
落ち着け…
よし。
…はい?
ありがとうございます、
そう言おうと思った時には、
坂田さんは美原さんに連れられて向こうに行ってしまっていた。
自分でもこの言葉が出たことに驚いた。
でもこんなことしてる暇はない。
・ ・ ・
何しろ昨日出された2人分の作業が1個も片付いてない。
これは意外と厄介かもしれない。
やっと仕事が終わって、オフィスを出た時に見た時計の針は、23時を指していた。
誰もいないオフィスに向かってそう呟くと、私はオフィスのドアの鍵を閉めた。
一瞬影が見えた気がした。
なんだか本当に嫌な予感がする。
今日は早く寝てまた明日に備えよう。
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!