第8話

6話
733
2020/09/13 02:39
ディア・クロウリー
ディア・クロウリー
本当に、わからないんですよ。とりあえず、彼のスマホにかけてみましょう。出るかもしれませんし。
そしてみんな一斉に電話し出した。
フロイド・リーチ
フロイド・リーチ
ねぇーでねぇーんだけど
ジェイド・リーチ
ジェイド・リーチ
出ませんね
アベン・リーチ
アベン・リーチ
困りましたね
ジェイドとアベンは困ったようにしてるがこれは本当に困っているのである。普段が普段だからすごくわかりづらいが。
アズール・アーシェングロット
アズール・アーシェングロット
あー、なんで出ないんだ!
パルマ・アーシェングロット
パルマ・アーシェングロット
早く、出てれ
そんなこんなで電話してると十何回目でフロイドの電話にやっと出た。
〜戻って過去〜
あなたは3人に質問攻めにされていた。
好きな食べ物や嫌いな食べ物、得意教科や苦手教科、ユニーク魔法について。
(なまえ)
あなた
〜〜。俺のユニーク魔法は.....
俺がそう言おうとするとフロイドが、
フロイド・リーチ
フロイド・リーチ
そんな簡単に教えていーの?
なんて聞いたからおれは当たり前のように
(なまえ)
あなた
別に父さん達には教えてよくね?
と答えた。
そーすると3人は目を丸くしていた。俺はそんな3人を無視してユニーク魔法の説明に移った。
(なまえ)
あなた
そんで、俺のユニーク魔法は生みだす手クリエイティブ・ザ・ハート。みたことあるものやその物の知識があればなんでも作り出せるよー。あと、ユニーク魔法も何十回か見れば威力は劣るけど使えるようになるよ。(少し魔法で出来ること増やしました)
そーいうと、アズールさんが食いついた。
やっぱり性格は変わんないねぇー。まー、今よりよっぽど守銭奴だけど。
アズール・アーシェングロット
アズール・アーシェングロット
なんですか、それ。知識さえあればなんでもできるなんて、チートすぎません?絶対に手に入れたい(ボソ
そんなアズールにジェイドはこっそりと耳打ちした。
ジェイド・リーチ
ジェイド・リーチ
アズール。そんなことをすれば未来の僕たちに死ぬほどボコられますよ。
確かに、あの親バカを超えてもはやセコムと化している3人である。もし、このような会話を聞かれたらいったい何をされるか分かったもんじゃない。そんなことは露知らず、会話を再開しようとした2人。それは、誰かのスマホの着信音によって遮られた。

着信音の発信源は今の時代にはまだないスマホ。つまり未来から来たあなたのスマホから発せられていた。あなたが、誰からの電話か、確認すると。
(なまえ)
あなた
父さんだ。
フロイドからの電話だった。
3人は驚いた様子だった。それもそうだろう。未来から、しかもフロイドにとっては未来の自分からの電話なのだ。そもそも、どうして未来から過去に電話できるのか?謎は、深まるばかりだった。

その間に、あなたはなれた手つきでスマホをテーブルに置きスクリーンモードにした。(スマホから光が発せられていて空中に画面が表示されています。イメージはアイ○ツです。)

そして、電話に出ると「もしもし」と言う前に心配した6人の声が聞こえてきた。
6人「あなた!/リーチ君!大丈夫なの?/ですか?」

あまりの声の大きさに俺は思わず顔を顰めた。


そして、その様子を見ていた3人はキャパオーバーしてスペキャ顔になっていた。

それもそうだろう。画面に映されたのは今よりも少し時の進んだ自分たちの顔だったのだから。それに加え、息子と思われる自分たちによく似た人。アベンとパルマと思われる人物が映っていたのだから。
フロイド・リーチ
フロイド・リーチ
あなた!急にいなくなって、めっちゃ心配した!!(大人)
アズール・アーシェングロット
アズール・アーシェングロット
あなた今どこにいるのです?(大人)
ジェイド・リーチ
ジェイド・リーチ
見たところVIPルームのようですが...(大人)
パルマ・アーシェングロット
パルマ・アーシェングロット
それより後ろの方達は誰ですか?
アベン・リーチ
アベン・リーチ
見たところ学生時代の父さん達のようですが
アベンは落ち着いてるように見えるが内心は嵐が来たかの如く荒ぶりまくりである。
などと、質問攻めにされた。今日、質問攻めにされんの多くね?おれ、きょーはちょー頑張った。あとで、父さん達(学生)にほめてもらおー

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