あなた達が来たのはいつものベンチ
あなたside
2人とも無言。
あの幸せだった観覧車の時の無言とは違うな。
緊張してる。みたいな気持ち
そう言うと風磨があなたに抱きついた
風磨の顔がさっきより、さらに近くなった
あなたはあの頃の事を思い出して
1粒の涙が流れた
その時、風磨があなたの頭を風磨の肩に
ポンッと乗せた
そして、頭を撫でながら、こう言った
風磨があなたにキスをした
『大好きです』
”ずっと一緒にいたい”
”なんか毎日が楽しい”
”ずっと、どんな時もあなたの事を考えてしまう”
恋を忘れた私に
恋を教えてくれたのは
あなたでした。
私はあなたの事が大好きです。
END
====================================
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。