第13話

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2023/05/28 12:09


うえー、お茶会じゃないけど、一応、交流会が終わったけど。え、なんなの。嫌いなら関わらないでよ!!可笑しくね?態々、なんか嫌味とか云うのは違わない??


もう1周回って私の事好き??え?好きなの??
あんなに可愛いのに……私の転生したアイリスも可愛いけど、いや、可愛いよ、確かにアメリアも、みんな可愛い、だけど……ね?なんか性格が……わかる?分かるよね?

誰か、共感してくれよ。


あなた
……好きなの?嫌いなの、なんなの!!
ヴィクトリア・シークレット・メイデン
大丈夫ですか?アイリス
あなた
え!?あ、嗚呼うん、大丈夫!この頃なんだかバタバタというか、なんか考え事が多くなって……
ヴィクトリア・シークレット・メイデン
そうなんですね……私に出来ることがあれば何でもします!
嗚呼、ヴィクトリア!!なんでそんなに貴女は優しいんだ!!勝利の女神って云うが普通に女神だよね……?
あなた
ありがとう……

最近本当に胃が痛い……フョードルからの手紙は最近無いけど……でも何時殺されるか分からないし、アメリアも頭切れるからなぁ……
あなた
うーん、もう少し立ち回り考えなきゃね。
社交界には顔を出さないと決めたのだし、そろそろフョードルを刺激しないようにひっそりと暮らすしか……いや……でもこのままだと国家の崩壊……だとしても私が死ぬし……
あなた
私が死ぬか、国家の終わりか。うーん……
ヴィクトリア・シークレット・メイデン
……アイリス、難しいことを云うわね。




馬車の糞な乗り心地も慣れたし、あとはお父さん……お父様……?とお話……お話!?
あなた
えー容姿は18歳だけど中身20歳超えてるんですけど……
あなた
アイリスのお父さんに怒られたり何かしらあるの??嘘……嫌だ……それは困る……
あなた
どうしよう……なんかいい方法……
まぁ、どうせ、怒られても善いかな……もうどうにもならないし、良いかー思考を放棄した。



怒られたらその時はその時。
私の前世の記憶を舐めちゃ困るし、色々これでも知ってる方なんだから!


あなた
……責任とれとかそんな感じなのかな




そんなこんなでお父様とお話をした……
結論から云うけど、怒られはしなかった。うん、
あなた
……でもこれからの取引を上手くやるには相手のことを考えなきゃだし、その分利益もいるし。
あなた
私一人では難しいし、数人雇っているけど会計をできる人がいない!
なんてこった、1番大事な会計の仕事が出来ないなんて此処で株式会社があるのか分からないけど、でも少なくとも株主は居るから有ると思うけど、会社の経営活動を報告するためにも、会計入るし、赤字にされても困る
あなた
……私1人でやるべきなのか……
無理無理!!損益計算書とか貸借対照表だとか、簿記を私ひとりでするなんて
あなた
……雇うか、大丈夫。必ず信頼出来るやつを掴むのよ


アイリス、私はアイリスなんだ!出来ないわけない!



そこで新しく人材の募集をかけた……だけど
あなた
……抑、読み書きが出来ない奴しかいない!!
やってしまった、其れに話せるかどうかも怪しいし、話せる人はやはり国家の作った学校出身がいい……でも私はその国家の息子を裏切った、いや、裏切ったのはあっちだし……
メイド
どうかしましたか?
あなた
嗚呼、ちょうど良かった。balance seat貸借対照表をかける人物いないかしら?
メイド
うーん、確か最近交流を深めていらっしゃるヴィクトリア様は如何でしょう?
あなた
え、ヴィクトリア出来るの!?
メイド
か、風の噂といいますか……ヴィクトリア様の母方がそういうのに強いとお聞きしました。なので……
あなた
今すぐに!!ヴィクトリアに手紙を送って頂戴!!
メイド
はい!
来たきた!!真逆のヴィクトリア!やっぱりチートではないけど物語知ってて進めるのは最高!!でも、ヴィクトリアって商業に長けていたのかな?

そんな描写一度もない気がするけど、兎に角!出来るに越したことないし、
あなた
この事業、絶ッ対成功させる。
全世界に、はいいすぎだけど1人でも多くの人に私の名前を知ってもらおう。そして莫大な資金……ふへへ、金の為に動くのはニヤけが止まらないわね。
あなた
……御頼み申す!!
私は全力で祈った。彼女が引き受けてくれることを

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