私が荷物を置いて下へ行くと、
そう言って私はご飯を作った。みんな喜んで食べてくれたのでとても嬉しかった。こんなことはひさしぶりだったから…
____________________________________________________
お風呂から出ると、皆が下のリビングにいた。
そう言うと、みんながこちらを振り返った。
私が着ているのは、ネコ耳付きの半袖パーカーだ。
___________________________________________________________
そんなこんなでみんなでいろいろと話をした。
____________________________________________________________
私は布団に入った。フカフカだ。ひさしぶりにこんなフカフカのベッドに寝た。でも、それと同時に『怖い』という感情が押し寄せてきた。もし、またあの人(母)がここへ来たらどうしよう… そう思うと寝ることができなかった。どうしよう… 悩んだ末に、私はある人の部屋を訪れていた。
…コンコン
そう言ってクロノアさんはベッドを叩いた。
そう言ってクロノアさんの横に移動した。
パチッ
そう言ってクロノアさんは私をギュッと抱きしめた。
そう言ってクロノアさんは私から手を離した。
そう言うと照れながらも抱きしめてくれた。
そうして私は深い眠りに落ちた。
___________________________________________________________
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。