スタッフA side
✄------キリトリ------✄
きっともう練習室にはメンバーたち、マネージャー、ダンスの先生方、そしてあなたさんが居るはずだろう。
練習室の前に着き、ゆっくりと深呼吸をする。
私は笑顔を作り、練習室の扉を開けて挨拶をした。
練習室に入ってすぐにあなたさんが視界に入る。
『少しいじめてやろうか、、』
ほら、
私がこう言っても私の味方をしてくれる人はいるんだ
『ばかだなぁ…』
ガチャッ
扉の開く音がして目を向けると、数人のメンバーが入ってきた。
私何突っかかって間に入ってんだろ、、
やりすぎた?
そう思い、あなたさんに目を向けると、下を向いて黙っている。
ムカつく、、
あっ…また私ってば、、
あなたさんから離れたくなり周りを見ると、すぐ近くにドギョムくんがいるのに気が付く。
多くのメンバーたちがあなたさんを連れて練習室からと出ていく。
しかもドギョムくんがあなたさんの手を握って、?
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。