次の日。
会社にいき、自分のデスクについた。
私は笑いながら、パソコンをひらいた。
美弥くんは、自分の場所へ戻っていった。
挨拶のためにわざわざ来たの?
ほんと、優しい人だ。
私はふふっと笑って、仕事を始めた。
仕事が一段落し、お昼になった。
美弥くんはニコニコとこっちを見る。
私は目一杯の笑顔で笑った。
美弥くんはそう言いながらも笑ってついてくる。
私達は、外へ出た。
私達は、近くのサンドイッチ屋に入った。
私達はそこでお昼を買うと、公園に行った。
そういったとき、私の言葉を美弥くんが遮った。
美弥くんは私を見つめた。
私はびっくりした。
美弥は、ニコッと笑った。
ーーーーーー近づきたいからです。
私は最後の言葉が聞こえなかった。
私にもっと、なんだ?
ま、いいか。
私はサンドイッチを頬張った。
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。