第3話

*呼んでください。*
120
2018/05/30 12:03
次の日。


会社にいき、自分のデスクについた。



天野 美弥
せーんぱい!
おはようございます!
如月 立花
お、美弥くん!
おはよ。
私は笑いながら、パソコンをひらいた。

美弥くんは、自分の場所へ戻っていった。




挨拶のためにわざわざ来たの?

ほんと、優しい人だ。


私はふふっと笑って、仕事を始めた。


















天野 美弥
先輩?
お昼ですけど、食べに行きませんか?
仕事が一段落し、お昼になった。

美弥くんはニコニコとこっちを見る。
如月 立花
そうね。
よし、美弥くん!奢りよ!
私は目一杯の笑顔で笑った。
天野 美弥
えー!僕が買うんですか!
美弥くんはそう言いながらも笑ってついてくる。

私達は、外へ出た。






私達は、近くのサンドイッチ屋に入った。

私達はそこでお昼を買うと、公園に行った。



如月 立花
あ、ねぇ美弥くん……。
そういったとき、私の言葉を美弥くんが遮った。
天野 美弥
ちょっと待ってください、先輩。
美弥くんは私を見つめた。
天野 美弥
僕のこと、美弥って呼んでください。
如月 立花
へ?
私はびっくりした。
如月 立花
いーけど……。
どうかしたの?
美弥は、ニコッと笑った。
天野 美弥
先輩にもっと………、






ーーーーーー近づきたいからです。






私は最後の言葉が聞こえなかった。

私にもっと、なんだ?



ま、いいか。





私はサンドイッチを頬張った。

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