※🌸は🌿3年🎷部副部長設定です。
※※2人は付き合っていません。
この時期になると忙しい。
なぜなら、吹奏楽部はバレー部の応援にいかなければいけないからだ。
私は吹奏楽部の副部長だが、今日はたまたま部長が休みなため全体の総統は、私がとることになっている。
ご覧の通り、忙しい様だ。
今日は、骨が折れそうだ。
んー!
疲れた…。
部長の大変さを改めて身に知った…(笑)。
昇降口を出ると、見慣れたピンクの髪が見えた。
花巻君とは高1からの仲で、初めの席で隣だったのが花巻君なのだ。
好きな漫画がいっしょなことから、話が広がった。
奇跡的にクラスが1年、2年、そして今も一緒だから、コミュ障の私にとっては嬉しい限りである。
こんな感じで雑談する時もあれば、
漫画について熱く?語り合ったりと程よい距離感の友達である。
そう言ってピースする花巻君がなんだか、子供っぽくて可愛く見えた。
そう言ってる間に家に着いた。
そう言って私は家に入った。
その約1日後に、私と花巻君の関係が変わることも知らずに…。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。