あなたside
そ「行くぞっ」
いきなりそう言うと
みっくんとにいに に手を引っ張られてた。
そ「ちょっとちょっと〜!」
))キャ----
『え、は?』
歓声で目が覚めた。
マホト「あなた泣いてんじゃん!笑」
『いや、だって知らんかったし、ってか、え、なに?夢?』
後ろを見るとスクリーンに泣いている私の姿。
マホト「え、なに?知らなかったの?!」
そ「そうなんですよ笑」
リ「どっちもドッキリじゃんww」
『ほんとに言ってんの…』
ツ「泣いちゃったw」
そ「お前も舞台袖で泣いてただろw」
そ「ってか、あいつも泣いてる」
エ「うぅ〜泣」
えいちゃんだ。
えいちゃんが泣くなんて珍しい。
まあ、でも、ずっと言っとったもんね
マホトさんと同じ事務所になれたら…
みたいなこと。
マホト「ったく…」
いきなり歓声が響いた
顔を上げ横を見ると
えいちゃんとまほっちゃんがハグしてる。
それを見てまた涙が溢れた。
マホト「お前もか…wほんとになあw」
そう言うと私の方へ歩いて戻ってきて
ハグしてくれた。
「待たせてごめんな。」
耳元で囁いた。
聴き逃しそうなほど小さかったけど
ちゃんと届いたよ。
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一応言っておきます。(さすがに分かってると思う)
なるべく実際にあったことを
元に書かせて頂いておりますが
U-fes.2018では
このような演出はありません。
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こんな中、不謹慎と思われてもしょうがないと
おもっております。
ですが、この場面は
私の中でえいちゃんが
愛おしいな。
と思う場面のひとつです。
私なりの彼への愛があって、書こうと思っています。
この内容で不謹慎だと思われたり
読みたくないなと思われたなら
お気に入り外してもらっても良いです。
この小説では完結までえいちゃんは沢山出てきます。
自己責任でお願い致します。
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。