第46話

長谷川慎❤︎
3,874
2019/07/02 11:34





長谷川 慎 side

















あなた

慎さん、次これお願いします!









そう元気に俺に言ってきたのは、




今年から入ったスタイリストのあなたちゃん







僕の一個下の20歳

















そして僕の彼女。



でもまだ付き合って半年くらい


















今、あなたちゃんと3ヶ月後から始まる僕たちの
ツアーに向けて衣装について話している























あなた

イメージとしてはこっちですよねー

長谷川慎
うーん、そーですねー、
でもこっちも悪くない…
あなた

そんなこと言ってたら
決められないですよ!

あなた

悪くないほうじゃなくて、
いいほうを選んでください!










はあ、正論。











彼女はしっかりしてる。







年下とは思えないほど、、

(ま、一個しか変わんないんだけど、笑












あなた

はいっ、どっちですか!?

長谷川慎
うーん、じゃ、このシルバーのほうで
あなた

よし、決まり!

あなた

じゃあ次は、、
















そうやって真剣な顔で作業を進める。














彼女は全く公私混同せず、

仕事のときは全く仲良くしてくれない…















でも、そんな仕事に真剣に取り組むあなたちゃんも好きだなあ、、














俺も仕事中くらいしっかりしようよ!










ま、できたらそんなこととっくにしてるけど、、





















_______________________________________







あなた

とりあえず最低限今日やりたかったことは終わりました

あなた

でも、まだまだ残ってるんで、私がある
程度まとめた資料を送るので、決めといてもらえますか?

長谷川慎
うーん、まあそれでもいいんだけどさ







ちょっとー…ねぇ、、笑











長谷川慎
呑み行こうよ、このあと、







あなたはいっつも夜一緒に酒を呑みに行くのを嫌がる









なんでか知らないけど、、











あなた

イヤです

長谷川慎
なんで?
あなた

イヤだからです







なんで教えてくれないの、、












こうなったら、












あなた

え、ちょ、





あなたを壁に追いやる。






まあ、壁ドン


















長谷川慎
教えて、教えてくれないなら意地悪する
あなた

うっ、








あなたはしばらく黙ってたけど、










あなた

酔っ払うとひどいの、、

長谷川慎
なにが?
あなた

言葉遣いが不思議になったり
奇行をしだしたりするの…









なにそれ可愛っ。笑










そんな理由だったんだ、




なんか安心。笑

















あなた

もうっ、笑わないでよ!




そんな恥ずかしがってるあなたもかわいい。




















やばい俺、ベタ惚れだ。
















完全にあなたに溺れてる。





















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