第40話

川村壱馬❤︎
4,160
2019/06/27 21:54
 










なんか来ちゃった、先輩のおうち。









あなた

おじゃましまーす…

川村壱馬
はい、どうぞー
川村壱馬
雨弱まるまでいていいよ
あなた

あ、今調べたんですけど、なかなか
弱まりそうにないらしいです…

川村壱馬
いつ頃まで?
あなた

明日の朝にはやんでるだろうと…

あなた

なので、やっぱりもう帰ります

川村壱馬
じゃ、泊まってけばええやん
あなた

へ?

川村壱馬
いや、そしたらちょっとよくない?
川村壱馬
だってもう少し話したいし、
あなた

いや、それはさすがにまずいと…

川村壱馬
じゃ、もう少し話してから決めよーや
あなた

はい…















私たちはいろいろ話した。






仕事のことたったり、恋愛のことだったり。








先輩、いまは彼女さんはいらっしゃらないそうで…








ま、私には無理だから関係ないか笑












時が経つのは早く、もう14時になろうとしていた。








川村壱馬
雨やまんなぁ
あなた

ですね…

あなた

やっぱ私帰ります!






そう言ってイスからたった瞬間、








手を握られた。














川村壱馬
もっと一緒におりたい
川村壱馬
もっと話したい



そう言う先輩の瞳からは優しさと真剣さが感じられた。



川村壱馬
俺、山崎のこと好き。
あなた

っ⁈

川村壱馬
山崎は?
川村壱馬
俺のこと、どう思ってる?
あなた

私は…












なかなか言い出せなかった。












でも、溢れた。












5年間秘めていた想いが、



























あなた

好きです、先輩のことっ…









そう言った瞬間、先輩は優しく微笑んで、
私を優しく抱きしめてくれた。















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