仕事が忙しくて、やっぱその日にはいけなくて、
一週間が経とうとしていた頃の昼過ぎ
あなたさんのスタジオへ着いた。
大きな道路からそれた小道をしばらく歩いたところに、
真っ白な小さな家があった。
見つけたものの、やっぱりすぐには
足を踏み入れることはできない。
躊躇していたその時。
ドアについたベルの音がした。
目を向けると、一夜にして心を奪われてしまった相手が
あなたさんがいた。
なんて言えばいいか分からなくて、とりあえず
と発してしまった。
ああ、ちゃんとしろよ俺…
あなたさんは答えてくれなくて、すれ違って行った。
優しい匂いがして、
あの夜を思い出して、
やっぱ忘れらんなくて、
立ち止まってくれた。
それだけでまず嬉しい。
.
あなたさんは、頷いてくれた。
いいところを見せたい。
まずはそっから。
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あなたさんこんにちは!
すみません、テストたちに追われていました💦
受験生の方、きついですよね😅
学生さんも、社会人さんも、
こことか、推しのこと見たりとかして息抜きしながら
頑張りましょうね!
これからまだ低浮上ですが、お許しください🙏
いつかは必ず現れるんで笑
これからもよろしくお願いします💞
@yami🐡❤️
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!