あなた「あなたもお手伝いする~~~」
樹「……あー。じゃあ、マースとじゃれてて」
あなた「( ー̀ н ー́ )ムス⋯あなた、そんな遊びでお手伝いするならしない。」
……あー、はじった。イヤイヤあなたさん。
緊急事態宣言のさなか。仕事もオンラインやzoomでのパソコンが主になってきた。
あなたは相変わらずな顔してるけど。
当のオレには申し訳ないけど時間がないんだ。
メンバー会議をする為にあなたをマースに預けて(?反対かw)
パソコンを立ち上げる。
『樹おせーよ。』
樹「すいません。マースがグズグズだったから…」
メンバーからは相変わらずたたかれながら。
でも、やっぱり一番このみんなで繋がれてる瞬間が嬉しいかも。
『樹の意見聞かして?』
樹「僕だったら……」
あなた「あなただったら~~~」
樹「……💢💢」すいません。ちょっと出ます。
パソコンの前からあなた見えないようにしてあなたのそばにいく。
樹「いつからいたんだよ!」
あなた「初めからだよー」
マースを抱きながら近くにちょんと座ってるあなたを抱えると隣のリビングのソファーにすわらせた。
樹「もうすぐおわるから。大人しくまたないと、終わったあと、いい事してやんねーよ。これがあなたのお仕事な?」
あなた「一気に大人しくおまちしてます!」
いい事=え…えっ…えっちい…H~~~❤
やっとその気になりましたか!樹さん。あなたはお仕事しておとなしくまってまーす(*´³`*) ㄘゅ💕
まちにまった童〇卒業………………
あれ??
まって??
あなたは…初めて。
ん?樹くんは??
初めて??
え?あなただけ初めて?
……こんがらがってきた💧
そういえば、樹くんが初めてなはずはない!無いはず!だって。
あのルックスで、あのモテ男で、あの優しー樹くんが、初めてなわけ…
。。。
あー💢💢さっぱりみんなの意見がはいってこねー。ふとした仕草が女なあなた
結局オレは早くあなたを抱きたい…それしか考え……
樹「あーーー❗❗ちょっす…」
オレはあるものを隠しておくのをわすれ、またバタバタとリビングに急ぐ。
陣『今日樹なんか忙しいやっちゃなぁ?』
あなた。お仕事頑張ってんだから〜〜樹くん、情報が少なすぎる💧
考えないように。今はテレビでもみておちつこうか……
ピッ
『あ~~~ん💜❤💙💚い~~~もっとー』
あなた「ギャ━━(#゚Д゚#)━━!!」
陣『あんれー?今怪しい声きこえたないか?』
陣さんの声を遮るように、パソコンをシャットダウン。
やっべぇ。
急いでリビングにいくと、案の定……
カチンコチンなイツの姿と…ちょっと解消に見てしまったDVDの中の男女だけがみだらに動き回っていた。
つづく
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。