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友達と別れ 、 何分か経った頃 。
?1 「 お姉さん1人 ~ ?? 」
?2 「 俺らと遊ばない ?? 」
「 人待ってるんで … 」
?3 「 い - じゃんい - じゃん 」
そう言って肩に手を組まれたり 、
腰に手を添えられたりした 。
「 辞めてくださ … 」
抵抗してもやはり男性の力には勝てない 。
駄目かと思った時 、 身体から手が離れた 。
「 ねえ俺の女なんだけど 」
?2 「 男持ちかよ 、 」
?3 「 逃げようぜ 、 」
「 ほんとに御免ね … 、 」
「 ん 、 帰ろ 。 」
そう言って手を差し出した彼は 、
少し怒っているようにも見えた 。
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。