第2話

  お土産 .
360
2019/04/02 10:19





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彼は今動画の企画で 、 外出している 。




何時は 行先や帰宅時間を教えてくれるけど




今日は何故か教えてくれなかった 。




聞いたのは 、 24時間以内に帰る事だけ 。




それだけなのに 不安が押し寄せる 。




そんな気持ちのまま眠りについた 。









目を覚ますと彼が横に寝ていた 。




幸せそうな寝顔で 。




「 寂しかったんだから … 。 」




そういってバレないように口付けした 。



  「 何やってんの 。 笑


   朝から可愛いことすんじゃん 。 笑 」




「 え 、 そら起きてたの ? 」




  「 結構前から起きてた 。 笑 」




「 ええ 恥ずかしいじゃん … 。 」




そう言って彼の胸元に顔を埋める 。




  「 寂しかったんだ ~ 。 笑



   ほら顔上げて 。 笑 」




と言うと彼は優しく口付けした 。




   「 お土産有るから 行こっか 。 」




「 うん 、 有難う !


  今度は私も連れてってね ? 笑 」




   「 当たり前じゃん馬鹿 。 」










   「 置いてくと俺が寂しいから 。 」










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