縁下「あなた、行こう」
あなた『うぉっしゃーーーーー!行きまっせーーーーー!』
縁下「うるさい( '-' )ノ)`-' )ベシッ」
あなた『いでっ』
縁下「何かしたいことある?」
あなた『うーん。あ!私、力とプリクラ取りたい!』
縁下(え、さっきのあのやつか?結構狭い箱の中だぞ?俺の理性、大丈夫か?)
あなた『力?私と撮るの嫌?』 ←無意識上目遣い
縁下「全然!てか、プリクラ撮るなら戻んねーとだなw」
あなた『ホントじゃん!w』
縁下「俺、プリクラとかよくわかんねーからお前に任せるわ」
あなた『じゃあ、私、プ〇BOXで取りたい!』
縁下「プ〇BOX?なんだそれ?まぁ、いいよ」
あなた『よっしゃあ!早く行こーぜ!』
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《どっちのコースにする?》
あなた『カップルコースでいいよね』
ポチッ 《カップルコース!》
《つま先を足元の線に合わせて、2人でくっついてね》
3
あなた『ち、力!遠いよ!入らない!』
2
縁下「え、こんぐらい?」
1
あなた『まだ!全然!もう!』 グイッ
カシャッ
縁下(え、プリクラってこんなに近いものなの?生肩当たったし// プリクラで理性ぶっ飛んでくよ…)
《2枚目はこのポーズ!仲良く手を繋いでね》
3
あなた『力!手!』
2
縁下「え、あ、はい」
1
ギュッ
カシャッ
《こんな感じに取れたよ!3枚目は______》
《左側の落書きブースに移動してね!》
あなた『力、ありがとう!力とプリクラ撮れて嬉しいニコッ』
縁下「こちらこそありがとうニコッ」
あなた『次、どうする?』
縁下「ヴィレ〇ァン行こーよ。なんか買お」
あなた『そーだね、そーしよ!』
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。