トコトコトコトコ
カラン ←カフェのドアの鐘です
店員「いらっしゃいませ。何名様ですか?」
清水「2人です。」
店員「こちらへどうぞ。」
店員「ご注文がお決まり次第そちらのベルを鳴らしてください。」
清水「はい、ありがとうございます。」
清水「あなたちゃん、何にする?」
あなた『私は、うーん…。
じゃあ、このフレンチトーストで!』
ピーンポーン
店員「ご注文お伺いします。」
清水「このフレンチトーストとこの抹茶パフェください。あなたちゃん飲み物は?」
あなた『コーヒーブラック ホットでお願いします。』
清水「私はそれに砂糖つけてください。」
店員「かしこまりました。ご注文を確認いたします。
__________。以上でよろしいですか?」
清水「はい。」
店員「かしこまりました。少々お待ちください。」
トコトコトコトコ
清水「あなたちゃん、コーヒーブラック飲めるんだね。ビックリ笑」
あなた『あー、甘いもの全般大好きなんですけどコーヒーだけはどうしてもブラックしか飲めなくて😅』
清水「そうなんだね。なんかカッコイイ笑」
あなた『潔子さんにかっこいいって言われた( ゚∀ ゚)
私、今日命日!?』
清水「大丈夫、今日は命日じゃないよ笑」
清水「あ、そうそう。次もねちょっと仕事?みたいな感じなんだけどね。」
あなた『おお!なんですか?』
清水「来週みんなで遊びに行こうってなってるでしょ?」
あなた『はい』
清水「それでね澤村に場所とか日程とか決めて欲しいって言われたの。」
あなた『えー!男子いっぱいだから男子が行きたいところに行けばいいのに!』
清水「私もそう言ったんだけど、
「お前らに任せた方がちゃんとしたプラン立ててくれるし、俺たちが楽しめるとろこもわかりそうでな。何より俺たちじゃお前らが楽しめるプランを立てれるかが不安なんだ」
って言われたの。」
あなた『おー!そうなんですね!私たちを想って私たちに任せたって訳ですね!さすがキャプテン!』
あなた『じゃあ、決めちゃいましょ!』
店員「おまたせしました。こちら______です。」
清水「ありがとうございます。」
あなた『ありがとうございます!』
清水「どこがいいかな。」
あなた『その日は部活は休みなんですよね?』
清水「うん、武田先生と烏養コーチに言ったら、休みにしてくれたって。」
あなた『じゃあ、1日フルで遊べるってことですね〜』
あなた『あっ、私、みんなでプリクラ撮りたいです!最大15人入れるとかいうア〇ハルで!』
清水「いいね、これは私たちからのお願いで一緒に撮ってもらおう」
あなた『ってことはショッピングモールに行くことになりますよね。』
清水「隣町のイオ〇モールって中にスポーツショップあったっけ?」
あなた『ありますよ〜』
清水「じゃあ、そこにしよう。あそこでみんなでプリクラ撮って、スポーツショップでなにかメンバーでお揃いの何か買おうよ。」
あなた『いいですね!それしたらどうしますか?』
清水「お昼まで自由時間にしようか。あなたちゃん、縁下とまわりたいでしょ?」
あなた『そりゃまわりたいですけど、誘う勇気なんて無いですよ。』
清水「大丈夫よ。絶対誘われるから!」
あなた『ほんとですか!?』
清水「で、12時になったら3階のフードコートに集合して、お昼ご飯食べる?」
あなた『そうですね!』
清水「そのあとはどうする?」
あなた『ふっふっふ〜いい所がありますよ、潔子さん✨』
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!