〜放課後〜 ___縁下side
今日から文化祭月間で部活は火曜日、木曜日と土日だけになる。
今日は水曜日だから部活は休み。
まだ文化祭月間始まって一日目だから今日は係がある人だけが仕事がある。
というわけで何も係がない俺たち男子バレー部2年組は焼肉に来ている。
ジューーーーーーーーーーー
西谷「うう!おあえらおうえう((」
縁下「飲み込んでから話せよ西谷。」
西谷「mgmgmgmg ゴックン」
西谷「龍のクラスは文化祭の出し物何すんだよ!」
なぜ焼肉かって?
田中「ん、俺らか?俺らは確かにメイド喫茶だった気がする。」
それは単細胞3人組が焼肉がいいと騒いだからである。
木下「なんで"気がする"なんだよ」
縁下「どうせ寝てたんだろ。」
田中「そんなことはっ、!」
縁下「ん?ニコッ」
田中「無いことないです。寝てました。」
西谷「あなたのクラスはmgmg何やるんだ?mgmg」
あなた『いや、夕。私、龍とクラス一緒だよ?』
西谷「あ、ゴックン そうだったな!」
縁下「メイド喫茶ってことは女子がメイド服とか着て「お帰りなさいませご主人様」とか言うわけ?パクッmgmg」
あなたに言われたい、すごく。
あなた『そう!私、可愛い子にあれやられてニヤニヤしてる男子の顔見るの楽しみ!』
成田「あなたはやんねーのかよ。なぁ、縁下?」
縁下「なんで俺なんだよ。」
あなた『私は見ときたい派ですっ!(BIGVOICE)』
縁下「うるさいヾ(・ε・。)ペシッ」
あなた『いでっ』
木下「つまんねぇのー」
あなた『だって、可愛くない奴に言われたって男子は嬉しくないでしょう?お肉もう1皿頼も。』
いやいやいやいや、
縁下「お前普通に可愛くね?」
あなた『え、そんなわけ…⁄(⁄ ⁄•⁄ω⁄•⁄ ⁄)⁄』
なぁあなた、赤面するってことは期待してもいいのか?
田中「確かに、お前可愛いほうだろ。てか、どんだけ食べんの?」
あなた「龍の可愛いはちょっと疑うわスンッ( ˙꒳˙ )まだ食べれるよ。みんなは?」
縁下&木下&成田 / 田中「「「「食べれる。 / 酷い!!!」」」」
西谷「でも俺ちょっとあなたのメイド服見たかったかも」
それは俺もだ。
田中「そういやお前原田とか斎藤とか委員長に、着てもらうからねみたいなこと言われてなかったか?」
ほんとか?
あなた『あ、、、なんで言うの龍!!!!隠してたのに!』
てことは見れるってことか?
田中「え、すまん。」
木下「なんで隠そうとしたんだよ。」
あなた『だって私が裏方だって分かったらみんな私のクラス来ないでしょ?』
西谷&縁下&木下&成田「「「「いや、行く。」」」」
田中「だってよ、どっちにしろお前はメイド服姿を見られるって訳だ。」
あなた『なんでぇぇぇぇ。絶対来ないで!絶対!』
縁下「無理だね。俺は絶対にお前のメイド服姿見に行くからな。」
あなた『ちぇー。』
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。