あなた『じゃあいいよ。』
莉奈「____________え?」
加奈「いいよっていうのは…」
まぁ、驚くよね
あなた『許すってこと?』
縁下「(なんで疑問形なんだよ。)」
あなた『その代わり2人にはお願いがある。』
加奈「お願い?」
あなた『うん。私と友達になって?』
縁下「はっ!?」
あなた『力が1番驚いてんじゃん笑』
2人もあんぐりと口を開けている。
許す以上に驚くよねー笑
莉奈「友達って、あの友達?」
あなた『それ以外何があるの』
加奈「だよね。でもいいの?」
あなた『いいから言ってんの!』
縁下「で、でも、おま、えー?は?どゆこと?」
あなた『力、落ち着いて。』
あなた『2人、夕と飛雄狙ってたよね?』
莉奈「狙ってたというかなんというか。まあ、うん。」
あなた『今度2人にあなたたちのところに行かせる。キツいこと言われるかもしれないけど我慢して。夕も飛雄も何か言いたそうだったから。』
縁下「影山は知らn」
あなた『力は黙ってて』
縁下「はい。」
あなた『で、どう?』
加奈「わかった。それ聞いたら友達になってくれるの?」
あなた『うん!』
縁下「じゃあ今日部活終わる頃にバレー部の体育館来てくんね?」
莉奈&加奈「「わかった。」」
あなた『てことだから。私たち部活行ってくるね〜』
縁下「じゃーな。」
莉奈「ばいばーい…。」
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。