〜放課後〜
突然俺の教室来てとか何かあったのかな。
てか、何の用だろう。
トコトコトコトコ
縁下「あ、あなた〜!」
あなた『あ、力!ごめんね、ちょっと遅くなった』
縁下「全然いいよ。それより、あなたに言いたいことがある人がいるらしいから。さ、入って。」
言いたいこと?なんだろう。
ガラガラガラガラ
莉奈&加奈 m(_ _)m
なんで…。
あなた『ち、力?力まで私のこt((』
縁下「違う。」
あなた『じゃあ、なんで。』
縁下「まぁ、怖がるのも無理ないよな。大丈夫だ。俺がいる。」
あなた『うん。』
莉奈「あの」
あなた『ひゃいっ(わ、噛んだ…)』
莉奈&加奈「「ごめんなさいっ」」
え、、、?
加奈「ただの好奇心と嫉妬でいじめてしまって」
莉奈「取り返しのつかないことをしたと思ってる。」
加奈「無理に許してなんて言わない。でも、反省してます。ごめんなさい。」
そういうことか。
縁下「こいつら、反省してるんだって。」
見たら分かる。深々と頭下げてるもん。
あなた『そう、なんだ。』
あなた『とりあえず、頭上げてくれる?』
頭を下げられるのは気分が悪い。
あなた『ほんとに反省してるんだよね、、?』
莉奈&加奈「「うん。」」
あなた『そっか、、、、。じゃあいいよ。』
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。