清水「あなたちゃんはさ、縁下のどんなところが好きなの?」
あなた『なんか、大地さんみたいなお父さん感があって頼もしいところ、なんでも頼れるところ、笑った時のふにゃってした目とバレーしてる時の真剣な目のギャップと、優しいところ、でも厳しい時は厳しいところ。
あとやっぱり、逃げた自分に反省して前を向いているところ
ですかね。』
清水「あなたちゃん、縁下のこと大好きだね笑」
あなた『なっ、だ、大好きだなんて、そんな。恥ずかしい//』
清水「大丈夫だよ、きっとあなたちゃんの恋は叶うよ。」
あなた『ありがとうございます!』
あなた『私も自分が思っていたよりも力のこと好きなんだなって分かりました(/// ^///)』
清水「恋してるあなたちゃん可愛い♡」
あなた『そんなっ、あ、ありがとう、ございま、す、?』
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あなた『そっ、そういえば、いろいろ私の事聞いてきますけど潔子さんはどうなんですか??好きな人とか、いんなんですか?』
清水「うーん、今はいないかなぁ。」
あなた『そっかー。龍とかどうですか?w』
清水「田中かぁ。無いわけじゃないかな笑」
あなた『まぁ、でも、始めの出会いが出会いですもんね』
清水「入学してそうそうに「結婚してください」って行ってきたやつよね」
あなた『潔子さん的にどうだったんですか?』
清水「そんなこと初めて言われたからビックリしたよ」
あなた『私は潔子さんと龍のペアくっついて欲しいな〜』
清水「あのね、あなたちゃん、その事なんだけどさ。」
あなた『はい?』
清水「田中、いっつも私にばっかりなんか突っかかってくるでしょ?」
あなた『はい。』
清水「その、なんで私なんだろうって思って。」
あなた『え?』
清水「私、ガーッて来られるの慣れてないからつい素っ気なくしちゃうんだけど、それでもなんで来るんだろうって。」
あなた『潔子さん』
清水「?」
あなた『それは、龍は潔子さんのことが好きだからですよ。』
清水「それはいつも言ってるから分かるんだけど、。なんかさ、女優とかアイドルに対する好きと恋愛の好きって違うじゃん。」
あなた『そうですね。』
清水「私は、その、女優とかアイドルみたいな立場の方の"好き"じゃないのかなって思ってね。」
あなた『潔子さーん、違いますよw』
清水「え?」
あなた『だーかーらー、龍は恋愛の方で潔子さんが好きなんですよ!』
清水「そうなの?」
あなた『そうです!』
あなた『あ、でも、今まで通りに接してあげてください。龍、変なところで鋭いんで気にしたら負けですよw』
清水「わかった」
あなた『あ、もういい時間ですね。』
清水「じゃあ、これからは家で話そうか」
あなた『はい!』
清水「すみませーん。お会計お願いします。」
店員「かしこまりました。_______円です。」
店員「_______円ちょうど頂きました。またのお越しをお待ちしています。」
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編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。