あれから力とはさらに気まづくなった。
目があってもすぐ逸らされるし、
見かける時は大抵まりなちゃんと一緒にいる。
部活の時は必要最低限のことしか話さない。
色々あって前よりもテンションが下がったのだろうか。
澤村「 最近あなた、元気ないよな。大丈夫か?」
菅原「 確かにそうだね。やっぱ縁下のことだろうな。」
東峰「全校生徒みんな知ってるしな〜」
そんな会話まで聞こえてきた。
月島「あなたさん、気晴らしにまたカフェ行きませんか?」
そんな私を見てか、蛍がカフェに誘ってくれた。
あなた『うん、行く。』
——-✄———-✄—-—-✄———-✄———-✄-——
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。