小学5年生
朝早くにたたき起こされて、なんか、慌ただしいなと思ったら、お父さんが高熱と肺炎で救急車に乗っていた
当時の私は「え?救急車?」って半分喜んでいた
でも、今、当時を振り返ると、馬鹿なことしたなと思っている
お父さんが急に入院して、母子家庭になった
その頃からお母さんはうつ病
私は、そのショックか分からないけど、風呂に入らなかった
それが原因でいじめが始まった
おかしいよね
自分が原因なのに、こんな風に書いているのって
最初は分からなかったけど、だんだん「あ、避けてる」ってわかった時、休み時間の度にトイレに行って、自殺のことしか考えていなかった
とも思った
けど、それは最初だけだった
よく、覚えていないけど主犯はH.R(男子)だと思っている
何回も先生に言った
けど、対処してくれなかった
きっと、いじめと関わって、大きな問題にしたくなかったのだろう
小学6年生
それからも同じことの繰り返し
強いて言うなら、避ける、菌扱い、暴言
2つぐらい増えたことかな
春休み
近くのこと一緒に公園に行こうとしたら、主犯と他の(自己規制)男子がいた
プツン
私の中で何かが切れた
バットを肩に乗せて出てくる
少し離れて
まぁ、こんな感じで激しい言い合いがありました
堪忍袋の緒が切れたのはこの日だけです
(なんか急に敬語…)
そのまま中学にあがりました
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自己規制のところは気にしないでください
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。