結婚式が終わって、妊娠して、出産して、子供が4人も生まれた。
亜芽理と由奈と翔太と康生。
康生が一番上で翔太→由奈→亜芽理ていう順番。
まさか4人も生まれるなんて思ってなくて。
涼太もびっくりしてた。
今日は康生の卒園式。
みんな二歳ずつ離れてるから次に保育園に入るのは翔太だね。
涼太はgenerationsに入ってすごく有名になってる。
でも、すごく嫉妬する。
他の女の人がキャーキャー言ってるから涼太もそっちの方に行っちゃうんじゃないかって。
でも帰ってきたら必ずキスしてくれる。
『大丈夫。離れないから。』って。
今はすごく幸せ。
涼太に出会えてよかったっていつも思うんだ。
涼太。
大好き♡
お母さん、今幸せだよ。
お母さんに見捨てられた分私の子供は大切にしたい。
でもお母さんにされたことは忘れられない。
でも、今は幸せだから忘れるかもしれない。
涼太、これからも幸せに過ごそうね。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!