ラウール目線
(回想)
僕は、昔から女の子みたいとか男だけど抱けるわとか言われ続けていた
どんどん成長していくと同時に言われるのもだんだんと増えていき、最悪な事に、言われるだけではなく痴漢、ストーカー、学校の先生達から無駄に近づいてきて体を触ってきたりされるようになった…
後、女装させられることも増えた…
僕が中学生の時、クラスの子達から性的ないじめをされるようになった
クラスの子「おい、ラウール。今日も体育館裏に来いよ」
「来なかったら、痛くするからな」
「遅刻してもお仕置きするからな」
はぁ、またやられるのか…
なんで僕こんな見た目で生まれてきたんだろう…
女の子っぽい僕なんか嫌いだ…
授業が終わりクラスメイトが居る体育館裏に向かった
「遅せぇよ」
「お仕置きだな」
「こっちに来い」
「早く来いよ」
ガシッ
僕は、腕を引っ張られ壁を正面にしてお尻をクラスメイトの子たちの方に向かされた
「女みたいな顔して、こんなに綺麗なカラダして俺らに相手してほしいって言ってるもんだろ」
「そうそう。可愛い声たくさん聞かせろよー」
「お前の中にたっぷり出してやるからさ」
「こいつ泣いてる顔も女みてぇに可愛いんだけど」
「誘ってんの?」
「あ〜やばい興奮してきたわー俺、先に入れるわ」
「おう」
そう言って一人の子が僕の下をぬがし腰を掴んできた
「それがさー入るんだよなー」
プスッ
男の子のものが僕の中に一気に入ってきた
「気持ちよくしてやるから、いい声聞かせろよ」
そう言って男の子は腰を動かし始めた
それが2時間続いた
終わった頃には、意識がなかった
次に目が覚めた時は知らない人のベッドに寝ていた
??「起きたか」
??「君、道端に倒れとったんやで?大丈夫なんか?」
??「お前、なんであそこに倒れてた?」
僕があったことを話したらいきなり目黒蓮って人が大きな声を出した
これがめめと康二くんと出会った時のお話
僕は、この時やっと辛い中学生生活を終わらせられるんだって思った…
入学して1週間もしないうちに犯された。それが3年生になっても続くなんて思わなかった…
もう僕はこーいう運命なんだなって思った…
だけどめめ達にあって僕の生活は少しずつ変わっていった
(※次も回想入ります)
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。