『こ、こんにちは……って……』
『誰ですか……?』
🦁「僕?僕はきむてひょん。君の名前は確か………」
”あなたさん……だったかな……?笑笑”
嘘……なんで?
『私の名前を………?』
🦁「…………まあまあ!笑笑そこは、気にしないッ!」
そう言ってへらへらと笑うこの男……
”ただもんじゃない”___
そう、私の中の何かが察した。
『あ、あの………私、急いでるので!』
そう言って、無理やり帰ろうとするといきなり手を掴まれて
🦁「あ〜あ、僕にそんな嘘をつくんだね………」
🦁「フフッ、面白いね、、僕はなんでも手に取るかのようにすべてすべて………」
🦁「君のことなんて分かっているのに……」
彼は目を光らせてこう言った。
”僕は狙ったものは逃がさないもの”___
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!