あなたside
…………。
「ねーえーーー」
那須「…………」
「ねーえ!!!!」
那須「?!なに、」
「せっかくお互い休みなんだからどっか行こうよ」
那須「せっかくの休みなんだから家でゆっくりするの」
「…………もうしらない。」
バタンッッ
那須「…………。」
もーいいもん!
飛貴と遊ぶし、、
プルルルルッ
プルルルルッ
浮所「(( もしもしー?」
「もしもし、?今ひま?」
浮所「(( ひまだよ?」
「いっしょにあそぼ!」
浮所「(( いいけど、那須は?」
「雄登なんかしらん」
浮所「(( もー、じゃあ〇〇駅集合ね」
「はーい」
ガチャッッ
「?!」
那須「ねえ、誰と電話してたの?」
「別に誰でもいいじゃん」
那須「男?」
「雄登には関係ないでしょ」
那須「はぁ、、、、浮所か。」
「…………。」
那須「行くな。」
バタンッッ
「は、?」
なになになになに
自分は構ってくれないくせに?
ほかの男の子と遊ぶって聞いたら行くな?
なにさまのつもりだ?!
もー、しらんもん。
わたしはいくもーーん
ガチャッッ
「わぁっ、」
「どこいくの?」
那須「ほら、行くよ」
「は、?」
那須「はやく」
「なにいってんの?」
那須「……出かけたいんでしょ?」
「わたし飛貴と出かけるんだけど」
那須「お前の彼氏は俺」
「じゃあさっきいくって言ってくれればよかったじゃん!!!」
ギュッッッ
「……なに。」
那須「ごめん、」
「おそ、。」
那須「ごめん、、」
「…………」
那須「俺はあなたのことすきだよ。だからほかの男と遊ぶって思ったら我慢できないよ?
たとえ、浮所だとしても。」
「じゃあ最初から出かけるって言って。」
那須「ごめん、」
「もういいから、家で遊ぼ?」
那須「でも、、」
「いーの!はやく戻ろ」
那須「……うん、」
那須「やっぱきて!!」
(腕掴む)
「え?!」
_海 __
「涼しいね、」
那須「あのさ、」
「ん、?」
那須「俺と、結婚してくださいッッ、」
「え、、、」
那須「ほんとは、家でゆっくりしてるときに言いたかったの。でも、怒らせちゃったから、、」
「雄登…………」
那須「……あなた。すき……///////」
「…………わたしも、」
那須「これからは悲しませないから。」
「うん……」
ふたりは幸せに暮らしましたとさ___
Fin.
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。