第31話

🏐✾
47,715
2023/01/05 08:43





牛島若利
牛島若利
.....



天童覚
天童覚
ねぇ、どうどう?どんな感じ?






建物から体育館に繋がる通路で、


案の定、牛島さんに会ってしまった。








天童さんは、楽しそうに、ワクワクとした目で、牛島さんの反応を待っている









牛島若利
牛島若利
.....顔立ちが、整っていていいと思う。







ピクリとも表情を変えずに、そう言う牛島さん


どう反応していいかも分からず、とりあえずお礼を言う。




あなた
.....あ、…りがとうございます…






私の言葉の後には、沈黙が続き、その場に気まずい空気が流れた。







なんで天童さんは何も喋らないんだよ。







そう思い、チラリと横にいる天童さんに視線を送ると、


天童さんは、ニヤニヤと薄ら笑いを浮かべながら、牛島さんを見つめていた。








あなた
.......







待って、辛い。なに、今ってなんの間?






そんな重い空気に耐えられなくなってきた頃、


突然、後ろから声が聞こえた








白布賢二郎
白布賢二郎
あ、すみません。ちょっとコイツ貸してもらっていいですか






聞き覚えのある声。バッと後ろを振り向くと、


私のすぐ後ろに白布さんの姿が見えた






あなた
…助かった……………

天童覚
天童覚
……賢二郎が女の子といるの珍しいネ







両手で白布さんを指さしながら、そういう天童さん



下の名前で呼んでるんだ…なんか、可愛いんだけど。



そう思っていると、突然ジャージの襟首を掴まれて、

後ろに引き寄せられる













白布賢二郎
白布賢二郎
マスクは。
あなた
捨てられました

白布賢二郎
白布賢二郎
なんでだよ










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メグ
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スランプ期に書いたからほんとに自信ないですけど…期待を裏切ったらすみません




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