あなたside
スマホを置いて体温計を手に持つ
さっきは何度だったかな、と思いながら体温を計る
…………
[39・0]
あー…上がってる
体温よりもこの熱でよく今まで大丈夫だったなと自分に関心する
ゲッホ…ケホ…
……寝るか
時計を見ると午後6時
別に寝たっていいだろう
そう思いベットに横になろうとした私の部屋のドアが勢いよく開いた
お姉ちゃん!
またかよ…と思いながらも早く要件を聞いて寝よと思い口を開いた
なに…
あのね…いつも迷惑かけてるでしょ
自覚はあったんだ
で?
だから…お姉ちゃんのためにご飯を作ったんだけど
いや…いらない…
死ぬ
なに作ったの…
オムライス
いや、マジで死ぬ
高熱の私にオムライス?
死ねと?
いや…いらないから…
遠慮しないで
ほら
そう言ってしずくは私にオムライスを食べさせようとする
いや…だから…
ほーら
食べてみて
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
今回はここまでです!
それでは・△・)ノ バイバイ
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!