ころんside
はい、今ゲーセンから出てショッピングモールから帰ろうとしています
でもさ、何も話すことないの
気まずいって言うかつまんない…
何か話題を……(;-ω-)ウーン
無いね、うん
誰こと人?
あなたさんの知り合い?
あっ、お母さん
へぇ…
ひどくない?
いくらなんでも即答はさ
あなたさんがそう言うとクルッとこっちを向いてきた
あれ?今「しずくの母」って言わなかった?
でも、姉妹何だから…あれ?
あなたside
はいさっきまで、母親にあっていたんだよ…
そして今は帰り道です
てか本当に最悪
何がお母さんだよ
私にお母さんらしい事をろくにしないのに
だいたい、口を開けば「しずくは?」とか「面倒見てね」とかうるさい
私の人生はしずくの面倒を見る為にあるんじゃない…
って、言うと話がら長くなるから言わないけどさ
もし、親を選べたらあんな親の元には生まれたくなかった
いや、絶対選ばなかった
何?
こっちがイライラしてる時に
は?
さっき親にあったじゃん
あ…「しずくの母です」って言ったからか
どうせ、この人だって他の人だって『しずくのため』だねよね
『しずくが1番』で『私は後回し』
今まで何人もの人が私と仲良くなっても…しずくを見たら私の事なんて忘れてた
毎回そうだからもう慣れたけど…
だけど…あの2人は…まふとそらるには忘れて欲しくない
だから、合わせられない
自己中だよね
ピコン【LINE】
あっ、噂をすれば
---------LINEにて--------
--------LINE終了--------
自分の誕生日だったや
しずくばっかりだったからかな
忘れてた
私の誕生日を祝ってくれる人がいるんだな
少し嬉しいなんて思ったけど2人には口が裂けても言えないな
すぐに調子に乗るから
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今回はここまでです!
それでは・△・)ノ バイバイ
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。