ユナとご飯を食べた後宿舎へ1人で帰っていた。
俺は1つ分かったことがある。
他の人といる時もグガの事を考えてしまっているということを。
1人の時はもっと考えてしまっていることを。
このままじゃだめだ。日に日に直したいな。
夜遅く宿舎に帰った。
深夜の2時だったから、もうみんな寝ているだろう。
そう思いリビングのドアを開けると、
グガが目の前に立っていた。
そう言われ、俺はグガに手を引っ張られテラスに連れていかれた。
ーテラスー
え、、。どうして知ってるの
なんで、言うんだよ。
俺はお前の事諦めてるのに。
俺じゃだめなんだよ。お前は、幸せにならなきゃ。男の俺じゃ何にも出来ないから、グガは女の人と。
本当は、お前の事が好きだよ。。
すっごく。
でも、
これでいいんだ。
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。