第9話

9.
2,163
2020/10/07 14:28


あなた「…、ん、、」


目を開けると、

わたしは、しゅんの腕の中にいた。




夜、泣いてしまったわたしを、

優しく包み込んでくれてて、




朝までずっと、

離さないでいてくれた。



そのことが、なんだか妙に嬉しくて。


泣きそう…


なんか、しゅんに再会してから、

泣いてばっかりやな、




あなた「…大好き。」



わたしはそっと、

しゅんの頬に触れた。





駿佑「ん〜、…、、…あ、、」
あなた「おはよ」
駿佑「おはよ…ふわぁ、、」
あなた「眠い?ゆっくり寝れんかった、?」
駿佑「ううん。寝れたよ。あなたは、めっちゃ寝てたな。笑」
あなた「だって、、疲れたし、…しゅんの横、安心してんもん…」
駿佑「っ…// 顔熱っ、、」



そう言って、

顔を両手で覆うしゅん。

あなた「なんで照れrんっ、、//」


急に、唇を塞がれて、

何が起こったのか、分からなかった。



柔らかくて、

あったかくて。



キス…



なんやろ、すごく、幸せ。





駿佑「…ごめん、我慢出来ひんかった、」
あなた「っ、// なあ、、」
駿佑「ん?」
あなた「…もう一回、して、ほしい…です、」


…わたし、

何言ってんねやろ、、





恥ずかしくて、

しゅんの顔がみれない。






あなた「ごめ、やっぱn 駿佑「あなた、」



しゅんは、


わたしの顎にそっと指を添えて、

顔を、引き寄せた。




唇が、

触れそう。
駿佑「口、ちょっと開けれる?」
あなた「っ、うん…」






やばい、

朝からこんなん、



頭ついていかへん…




____________________________________________

  
我に帰ったんわ、


ドアを叩く音が聞こえた瞬間やった。





その音に反応して、


2人の唇は離れた。






あなたの顔は、火照っていて、

潤んだ目は、とろんとしていた。



あなた「…行かへんの、?」
駿佑「…ちょっとでてくるわ、」


ベッドから降り、

あなたに布団をかけ直した。






あなた「ありがと、」




そう言って、

はにかんで笑うあなた。





駿佑「かわいすぎ。」
あなた「っ、?//」



俺は急いで服を着て、


ドアを開けた。










駿佑「あ、長尾、」
謙杜「もー、遅いわー、な、朝ごはん行こ?」
駿佑「…ごめん、ちょっと今日はいいや、」
謙杜「え、食べへんの?」
駿佑「うん、ごめんな」
謙杜「…なあ、誰かおる、?」
駿佑「っ、え、?おらんけど、…」
謙杜「…そっか、じゃあ、またあとでな!」



長尾が去っていき、

俺はドアを閉め、


部屋に戻った。



…焦った、、



駿佑「あれ、寝ちゃったん、?」


そう言うと、


ぱちっと、目を開けて、

布団にくるまったまま、起き上がるあなた。



あなた「起きる、」
駿佑「朝ごはんどうする?」
あなた「わたしは、いいかな、…シャワー借りていい、?」
駿佑「いいよ。じゃあその間にコンビニ行ってくるわ。」
あなた「うんっ、」
駿佑「じゃあ行ってくるわ、あ、服、そこにおいてるの着ていいから」
あなた「ありがと、借りる。いってらっしゃい。」




俺は部屋を出て、

扉を閉めた。




…長尾、

気づいてそうやな、


なんとなく、そんな感じした。

どうしよ、






プリ小説オーディオドラマ