有岡「 これ、みんなからのプレゼント。」
「 …あ、これ 」
小さな袋から取り出して出てきたのは
△▽の新作のコスメセット。
「 え、これいいの…? 」
伊野尾「 ちなみにこれ、大ちゃんが全額出してくれましたぁ 」
薮「 もはや有岡からのプレゼントってゆー(笑) 」
「 ふふ、ありがとう 」
見上げればみんなが幸せそうに笑ってる。
いつの間にか、みんなはこんなにも大きくなってた、
かけがえのない存在になってた。
この幸せに浸っていたら
なぜだか涙が溢れてきた 。
中島「 え、なんで泣いてんの! 」
「 っ、ごめ…嬉しくて 」
すると、大きな手が頭にポンと置かれた
八乙女「 ははっ、背ちっちゃ〜 」
「 うるせ、」
そのまま髪をくしゃくしゃに撫でる光くん。
「 あーあ、せっかくまとめてきたのに 」
八乙女「 うん、こっちの方がいいよ 」
「 は? 」
八乙女「 嘘ですごめんなさい() 」
あと何年JUMPの側にいれるかは分からないけど、
その日が来るまでは 精一杯彼らをサポートしよう。
みんなが私の背中を押してくれたように、
私もみんなの事を後ろから思いっきり押してやる !!
「 みんな、これからもよろしくお願いしますっ !! 」
これからも私は、JUMPの紅一点です。
Fin .
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。
登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。