そして、私たちは結婚しました。
作者(…こんな時に不謹慎だなあって思ってたんです。。)
「 みんな早く車乗って!! 間に合わないから!! 」
山田「 ほーいっ 」
八乙女「 あ待って、スマホがない 」
「 っ、早く!! 」
あれからいくつもの日々が過ぎ、
楽しいような辛いような毎日が続いています。
有岡「 …あなた? 」
「 ん? 」
有岡「 笑って? 」
「 にー!」
こうやって思いっきり笑えるようになったのも、
全部、ぜーんぶ、
大ちゃんのおかげかな。
…本人には口が裂けても言えないけど
「 …ありがとう 」
有岡「 ん? 」
「 …ううん、なんでも 」
ピコンッ♪
…こんな時にきょもかよ。。
有岡「 あなたー! 早く行こ 」
「 うん、今行く 」
なっ、……え?
なんできょもが二宮くんと??
どこに接点あるんだよ!!
…くそ、行きたい……!!
直後、二人の2ショットが送られてきた。
「 いいなぁ、」
つい漏らしてしまった小言。
こいつらが見落とすわけがない。
山田「 なにが? 」
伊野尾「 二宮くん絡みだと見た! 」
「 …ちょっと黙ってて 」
ダメだ。
きょもと話すとストレス溜まるの忘れてた。
既読だけして無視することにした。
…まぁ、いわゆる既読無視?
次のご飯を予約してくれるのも
きょものいいところ。
いい意味でね?優男って言いたいの!!
「 あー二宮くん……!!! 」
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。