第35話

紅一点 ※36
3,277
2018/12/01 12:43



__有岡side













黒崎「 …という事で、私は本日をもって 芸能界を引退します。」




















「 …実は、俺にだけ事前に相談してくれてて、」








山田「 あー!だから悲しまなかったんだ 」


八乙女「 冷たいやつだなーって思ったよ 」






「 悪かったって! 」











































黒崎「 …やっぱり、私がこのグループの為に出来る事って、私がこのグループを守る事だと思うんです。」
































黒崎「 …前なんか 性格悪いマネージャーにいじめられたりしたし、」








黒崎「 …だったらさ、私がマネージャーやればいいじゃん、って、思っちゃったのね。」

























そうやって話すあなたの顔はキラキラ輝いてて、




初めて見るあなたの笑顔で。
















































黒崎「 後戻りはしない。もう決めた事だから 」



























あなたは強くて、優しくて






けど、俺にしか見せない顔があって



















どこまでも理想的な人。



















































黒崎「 これ以上語ると泣けてくるんでもう言いません。……けど、あと一個だけ、言わせて 」







































黒崎「 私を支えてくれたファンのみんな、涼介、知念ちゃん、裕翔、圭人、ゆーや、慧くん、光くん、薮ちゃん。…大ちゃん。 」















一人一人の顔を見て、




目には涙を浮かべて笑って



































黒崎「 私はみんなの事が大好きです。…ずっとずっと大好き。」























































黒崎「 出来たらでいいから、私の事忘れないでほしいです 」













あなたはニコッと笑った











すごく可愛かった。


…ほら、俺の言った通りでしょ?

























































黒崎「 …ばいばい。」




























































































黒崎あなたのアイドル人生は 、ゆっくりと幕を閉じた 。








プリ小説オーディオドラマ