プリ小説

第11話

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「ねぇ実生、本当に好きな人なんているの?」



あの後、私となっちゃんとちーちゃんで修学旅行に向けていろいろ新しくしようという話になったのでこうして駅前のデパートに来ていた。


なっちゃんの不意な問いかけに思わず身体が硬直するのがわかった。



「別に実生を疑うとかそういう事じゃなくてね?実生からそういう話1回も聞いたことないなって思ってさ」




右からなっちゃんの視線を感じ、


反対側からはちーちゃんの視線を感じた。




「……誰にも言うつもりなかった、から…」





「なんで?」






「…おかしいから……」



「おかしい?」




「……うん」


私は手に持っていた服を近くの棚に戻して小さく呟いた。





「……ねぇ、2人とも。買い物はまた後にしてお茶にしない?近くにいいカフェがあるの」


今まで黙っていた私たちの話を聞いていたちーちゃんが優しく微笑む。



「そうね、そうしましょう」



その日の買い物はまた今度ということにして、ちーちゃんのいうカフェでお茶をして帰ることになった。




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咲笑
入賞者バッジ
咲笑
咲笑と書いてさえと読みます! 趣味は、アニメを見ること、小説を書くこと、お菓子を作ること、 声優さんの歌を聴くこととか…。 アニメが大好きです! 約ネバにハマってます! ヒプマイらぶです。 声優は、しもんぬ、ゆうたん、斎藤壮馬さん島崎さんとか全員大好きです!!