プリ小説

第6話

5


その日の夜、いつも通りに夕飯をたべていると、


「そう言えば実生、修学旅行の行き先って確か京都だったわよね?」


「そうだけど…なんで?」


「行き先が京都だって聞いてお母さん思い出したのよ」


「何を?」


「実生覚えてないの?前東京に住んでた時、毎年京都の親戚の家に遊びに行ってたでしょ?まあ…こっちに引っ越してきてからは中々向こうまで行くのは難しくなっちゃったけど…」



私は4歳の時まで東京に住んでいたことがあって、丁度この時期に京都にある親戚の家に遊びに行っていたのだ。

住んでいたって言ってもたった4年間だから東京での思い出は数えるくらいしかないけど。



「まぁ……なんとなく」


「丁度4歳の時よ、実生ったら迷子になったことがあるのよ?朝、外に遊びに出たきりで夕方になっても帰ってこないからみんな心配したのよ…」


「迷子………あー…あったかも」


「お父さんったら、誘拐だ110番だ!なんて言うからもうみんな大騒ぎで…本当に警察に電話しようと思っていたら、突然実生が帰ってきて────」







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咲笑
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咲笑
咲笑と書いてさえと読みます! 趣味は、アニメを見ること、小説を書くこと、お菓子を作ること、 声優さんの歌を聴くこととか…。 アニメが大好きです! 約ネバにハマってます! ヒプマイらぶです。 声優は、しもんぬ、ゆうたん、斎藤壮馬さん島崎さんとか全員大好きです!!