無料ケータイ小説ならプリ小説 byGMO

第14話

13


「なんでそんなことわかんだよ…」




「実生って学校じゃ俺たち以外の男子と話してるの見た事ないし」

「俺たちが見てないところで話してるかもしれないべ?」

「それは無いと思う……だって…」


「……あぁ…なるほどね」

大志の言葉を理解したのか優都もうんうんと頷く。


「は、なんだよ」


「ほら、実生と千草って夏海に守られてるべ。あの夏海が居たら俺たち以外の男子のは近づくことすら出来ないんでない?」



夏海はとんでもない男子嫌いなことで有名で、俺たち以外の男子とは話そうともしない。

多分、学校中の男子が夏海の性格を知っているからその後ろにいるみつと千草には簡単に近づくことが出来ないのだ。


俺たちだって邪険に扱われてるしな……。


前みつに近づこうとした男子が次の日顔にもみじを付けて学校に登校してきた日は一日中その話題で持ち切りだったりもする。

それ以来、夏海はもちろん、むやみやたらにみつと千草に近づこうとする男子はいなくなった。



「なるほど」


つい、俺も納得してしまった。









「まぁ……頑張れば?」


「そだね、僕達も応援くらいならするから」



「…ありがとな、優都、大志」




俺は本当にいい友達を持ったと思う。

俺にはもったいないくらいだ。





「まぁね…実生は鈍いし、夏海というボディーガードもいるから大変だとは思うけどね」





「…………それは俺一番よく知ってる」



でも、みつを好きな気持ちは変わらねぇし、誰かに負ける気もねぇ。


絶対にみつを振り向かせてやる。



そう、心に決めた。

シェア&お気に入りしよう!

この作品をお気に入りに追加して、更新通知を受け取ろう!

咲笑
入賞者バッジ
咲笑
咲笑と書いてさえと読みます! 趣味は、アニメを見ること、小説を書くこと、お菓子を作ること、 声優さんの歌を聴くこととか…。 アニメが大好きです! 約ネバにハマってます! ヒプマイらぶです。 声優は、しもんぬ、ゆうたん、斎藤壮馬さん島崎さんとか全員大好きです!!
恋愛の作品もっと見る
公式作品もっと見る