健人side
只今、私中島健人は人生最大の悲しみに包まれています。()
これは俺がまだ楽屋に降臨する前のお話。
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勝利side
あなた「んふふ ~ 、えへへ ~ 。♪」
俺の隣でなんかニヤついてゴロゴロしてる人が居るよ。
可愛いんだけど、どうしようやめてほしい。(え
勝利「ねぇ、あなた…怖いよ。」
聡「なんか良いことでもあった?」
あなた「んえ、へへへへっ♡」
風磨「…よし、精神科行くか。」
マリウス「僕のお父さんの知り合いに良いお医者さん居るよっ?」
風磨「おし、連行だ…」
あなた「お医者さん!?…病院!?…やだやだやだやだ!!!!!!!」
勝利「…あ、戻った。」
風磨「まだ頭おかしいけどな。…いつもか。」()
あなた「…おい、菊池。それは違うぞ。」
勝利「喧嘩の引き金を引かないでください。」
風磨「さ ~ せん。…で、お前何があったわけ?」
あなた「…え?聞きたあい?♡(( ウズウズ」
マリウス「聞きたい!」
勝利「今にも話したそうな顔してるじゃん。笑」
あなた「えへへっ♡あのね!王子とね!旅行するの!」
マリウス「え!楽しそ ~ ♪」
え、は?なにそれ。俺聞いてない。()
あなたがけんとくんと2人きりで旅行?あ?
いくら憧れてる先輩って言ってもそんなことしたら許せない!
てことで…
勝利「よし、俺も着いてく。」
あなた「ほえ?…しょうりも?」
風磨「んじゃあ、俺も。」
聡「え、何それ狡い!俺も着いてく。」
マリウス「みんな着いてくの ~ ?じゃあ、僕も行く ~ 。」
勝利「じゃ、決まり。あなたよろしく。」
あなた「ほお!…うん!なんか楽しそうだからいいよ、メンバーと旅行とか久しぶりだし!あれ、プライベートではお初だよ!」
マリウス「うわあ、楽しみ!」
なんとか阻止できたみたい。
やったね。笑
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。