第4話

3days
305
2020/03/26 12:42
トンネルしなくていいのだろうかとなぜかリッ

パーの心配をしつつ、板があるところいわゆる

強ポジまで逃げる。暗号機は残り2台だからチ

ェイスはぎりぎりもつだろう。1ダメージくら

っているから、霧の刃だけは気をつけよう。




リッパーが放つ霧をすべて華麗にかわし、”切

っ先ダンサー”の称号を得る。すると、「暗号

機寸止め完了!」というチャットが打たれた。

「よくやった!」と心の中でガッツポーズを

し、わざと自分から攻撃をもらいにいく。霧で

はなく、本体攻撃を確実に…。


 
リッパー
リッパー
ふふふ。やっと諦めたんですか。
ナワーブ
ナワーブ
それはどうかな?
リッパー
リッパー
まさか…
ナワーブ
ナワーブ
フッ。そのまさかだよ。
リッパーが攻撃してきたと同時に、暗号機がつ

いてゲートが開放される。


「じゃあな。」

といい、さっきよりも距離を離し、軍事工場に

逃げていく。

そろそろゲートも開く頃だろう。それにゲート

が開いたら流石に俺は追ってこないだろう。

しかし、そんなことはなかった。リッパーはほ

かのやつを見向きもせず、俺だけを追ってく

る。
ナワーブ
ナワーブ
まじかよ…
と思いながら、ラストチェイスを始める。

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