トンネルしなくていいのだろうかとなぜかリッ
パーの心配をしつつ、板があるところいわゆる
強ポジまで逃げる。暗号機は残り2台だからチ
ェイスはぎりぎりもつだろう。1ダメージくら
っているから、霧の刃だけは気をつけよう。
リッパーが放つ霧をすべて華麗にかわし、”切
っ先ダンサー”の称号を得る。すると、「暗号
機寸止め完了!」というチャットが打たれた。
「よくやった!」と心の中でガッツポーズを
し、わざと自分から攻撃をもらいにいく。霧で
はなく、本体攻撃を確実に…。
リッパーが攻撃してきたと同時に、暗号機がつ
いてゲートが開放される。
「じゃあな。」
といい、さっきよりも距離を離し、軍事工場に
逃げていく。
そろそろゲートも開く頃だろう。それにゲート
が開いたら流石に俺は追ってこないだろう。
しかし、そんなことはなかった。リッパーはほ
かのやつを見向きもせず、俺だけを追ってく
る。
と思いながら、ラストチェイスを始める。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!