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第20話

続き
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2021/08/29 14:51
奏多(かなた)
うっ……ここどこ?
そこは、辺り一面コンクリートで見覚えのない風景が僕の周りを囲んでいた
ななもり
やっと、起きた(*^^*)
奏多(かなた)
なー……くん?
ななもり
ごめんね(*^^*)奏多
奏多(かなた)
あれ?莉犬くんは?
莉犬
ここだよ(*^^*)
2人の笑顔が怖いと感じたのは、初めてで今、何が起こってるのか、なぜここにいるのか、考えれば考えるほど、分からなくなった
莉犬
(´。-ω(-ω-。`)ギュッ……奏多??何も考えなくていいんだよ?
ななもり
俺達に任せれば、いいんだよ?
2人の声が催眠術かのように、考えられなくなった
奏多(かなた)
う……ん

ガチャ
何も無いと感じてた壁から、切れ込みが入り、ゆっくりと開く
るぅと
奏多……さん……逃げて!
そこには、血まみれのるぅとくんがいた
奏多(かなた)
るぅとくん??
その後ろには、ジェルが壁にもてれかかるかのようにたっていた……血まみれの2人を見て正気に戻る
奏多(かなた)
2人共どうしたの!?
るぅと
はぁ、はぁ、……奏多さん!今すぐにでも……逃げた方が……良さそうです!
ジェル
奏多!!!逃げろ!
ジェルくんの声と同時に僕は走った……のだが
莉犬
捕まえた(* ´ ꒳ `*  )
……ダメだよ?逃げたら( •́ •̀# )
すぐに、莉犬くんに捕まってしまった……顔は優しい顔なのに、力が強くて逃げることが出来なかった
ななもり
るぅと……ジェル……まだ生きてたのか……
その声は、確かに聞こえた……生きてた?どうゆうこと……僕は訳分からなくなってしまった
るぅと
なんで、こんなことするんですか!
ななもり
邪魔だから?
……違う……違う……こんなのなーくんじゃない
奏多(かなた)
こんなのなーくんじゃない!!!!
ななもり
は?
ジェル
奏多も言ってる!なぁ、戻ってきて来いよ!
思わず、大声で言ってしまった……ごめんって言いかけた時……
鈍い音が2つ地下室のところで響いた
奏多(かなた)
えっ?
目の前には、るぅとくんとジェルくんが、血を流して倒れていた
莉犬
奏……奏多も、こうなりたくなかったら、ゆうこと聞こうね(*^^*) 
奏多は、お仕置があるから、死ぬことはないけど……
奏多(かなた)
う、うん
今は、従うしかないと考えても無駄だった……だって、莉犬くんとなーくんは、僕の飼い主だからね❤︎
早く帰って来ないかなぁ(* ´ ꒳ `* )

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