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第8話

夢なのか、現実なのか、
星夜寝 雪
うわぁぁぁん!!こ、此処何処なの…!?
静かな廊下に少女の泣き叫ぶ声が響く
入学式中だってことも知らずに…
グリム
待てぇぇぇぇ!!逃げるんじゃねぇゾ!!
星夜寝 雪
う''う''いやぁ…
しかも今は、しゃべる未確認生命体と地獄の鬼ごっこの真っ最中
丸焼きにされるかも知れないと言う雪の恐怖は命の危機に陥る


雪はダッシュで死ぬ気で走り、何処かの部屋のドアを開ける






バンッッッ!!
星夜寝 雪
う、、また、知らないとこ…
その部屋には沢山の本だけではなく、奇妙な浮かぶ本も沢山あり、雪は目を疑っていた
星夜寝 雪
と、図書室なのかなぁ…
星夜寝 雪
ゆ、夢なら早く覚めてよぉ〜!
雪は頬をパチンッと叩くが、痛みを感じるだけ
その時だった…
バッッ
周りに青い炎が燃え上がる
星夜寝 雪
あつっ!!
雪は手を火傷してしまう
グリム
俺様の鼻から逃げられると思うなよ!ニンゲン!!
星夜寝 雪
(い、嫌だよぉ…こんなリアルで痛い夢…)
雪の目にはだんだん涙が溢れてくる
グリム
ふん!泣いても無駄なんだゾ!丸焼きにされたくなかったら、その服を…
バチンッッッッ!!
とんでもなく痛そうなムチがグリムに当たる
星夜寝 雪
きゃっ…!
雪は驚きのあまり、式典服のフードを深くかぶって目をギュッと固く閉じる
グリム
ふなぁぁ!!痛ぇゾ!なんだこの紐!
ディア・クロウリー
紐ではありません!愛の鞭です!!
ディア・クロウリー
ああ、やっと見つけました…君、今年の新入生ですね?
学園長が雪に尋ねる
星夜寝 雪
あ、えっと…?
雪はゆっくりフードをおろし、恐る恐る目の前にいる学園長を見る
ディア・クロウリー
え…!?まさか…!!君も!?
学園長は驚いた顔をする
とてもとても驚いた顔を
星夜寝 雪
し、新入生って、なんのことですか…?それに此処は何処なんですか?
雪は涙目で勇気を振り絞り、男性の学園長に話しかける
ディア・クロウリー
(もう何で今日はこんなことが…!!恐らく、この子も日本から来てると思うんですが…)
ディア・クロウリー
そうですね、そのことは後で説明したほうが私も貴方も都合がいいでしょう
星夜寝 雪
え…
ディア・クロウリー
それに、何ですかこの使い魔は…貴方も魔法使えませんよね?
学園長はグリムの方と私の方をみて言う
星夜寝 雪
し、知りません…それに魔法なんておとぎ話みたいな物、、、使えませんよ…
ディア・クロウリー
やはり、そうでしたか…
学園長は深く考える
ディア・クロウリー
(今日、此処に連れてこられた女性3人には、何か共通点があるのでしょうか…?)
ディア・クロウリー
わかりました、ちょっとついて来てください
星夜寝 雪
え、あ、はい…
グリム
それより、俺様を離すんだゾ!!
ディア・クロウリー
ダメです。君みたいな喋る狸がどうか、こうかは知りませんが貴方にもついて来てもらいますよ
グリム
このグリム様を…フガッ
学園長はグリムの口を押さえる
ディア・クロウリー
少し静かにしてください、ほらもう歩いているうちにつきましたよ
学園長と雪達はある部屋の前で立ち止まる
星夜寝 雪
こ、此処は…
雪が不安そうに聞く
ディア・クロウリー
学園長室ですよ、お二人は此処で静かに待っていてください
星夜寝 雪
え、どうして…
グリム
そうだゾ!オレ様は、入学式に…フガッ
またまた口を塞がれるグリム
ディア・クロウリー
静かにと言いましたよね?今は、大切な行事を行っているんです
ディア・クロウリー
それが終わるまで、此処で大人しく待っててくださいね
星夜寝 雪
え、あ…はい…
ディア・クロウリー
けして、余計なことはしない様に
ディア・クロウリー
わかりましたね?狸くん
グリム
オレ様は狸じゃないんだゾ!グリム様なんだゾ!!
グリムが叫んでいるときには、もう学園長は部屋から消えていた
グリム
ふなぁ!!なんなんだ!あいつ!!
星夜寝 雪
星夜寝 雪
はぁ…
星夜寝 雪
う''っ!…
雪は口元を抑える
すると、手には、真っ赤な血が大量に広がっていた
星夜寝 雪
あ…血が…
星夜寝 雪
う''…気持ち悪い…
雪は式典服のポケットをあさった
星夜寝 雪
(あった…!)
雪が見つけたのは、何かの薬が沢山入った瓶
星夜寝 雪
(よかった…これが無かったら私…)
''死んでたな''
雪はその薬を二つぶ飲み、血で汚れた手を式典服の裾で拭いた
グリム
本当に…戻ってきたら、絶対にただじゃ済ませないんだゾ…!
星夜寝 雪
……
雪はそっと自分の心臓に手を当てた
星夜寝 雪
……
星夜寝 雪
(こんなん…さすがに夢じゃないよね…)



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