第6話
私達、小エビちゃんはトリップしました!
何か鳥のようなお面を被った人と、望美が目を合わせる
だんだん周りがざわつき始める
もう一度、寝よっと目を閉じる望美。
望美は自分の頬をつねるが、ただ単に痛いだけ
とにかく、望美は外に出た
ザワザワ
周りからは、望美に向けて、『可愛い』の言葉で溢れかえってる
わぁ…とエースくん寄りのハーツラビュル推しの女が目をキラキラ輝かせる
リドルは真剣な眼差しで望美に聞いた
望美は考えた。此処でゲームの監督性のように『日本です』と答えていれば…
きゃぁぁぁぁ♡♡と望美は心の中で絶叫
周りの生徒たちがキョトンと『何処だそこ…?』となる中、
望美は人生で一番、幸せな気分を味わっているようだ
もう、望美の頭は完全にお花畑だ
言われるままに、望美は鏡の前へ
!?
ザワザワ
周りがまたまた、ざわつき始めた
鏡の発言で学園長は確信した
学園長が、真剣に悩んでいる中…望美はまたある作戦を思いつく
何とも言えない返事…
闇の鏡は反応しない
しばらく沈黙が続くと…
ザワザワ
実物はもっと色気やばいなぁ…とまた目を光らせる望美。
望美は満面の笑みで返事をした
学園長が何か言おうとした時だった…
ドカンッ!!!!
物凄い物音がして、その場にいる人全員が視線をそちらにやった
知らないロングヘアーの''めちゃくちゃ''可愛い女の子が棺桶の蓋を蹴っ飛ばして、出てきた
その''女の子''風香は当たりを見渡し、自分の服を見る
風香は、キラキラした目で当たりをもう一度見渡した
ザワザワ
風香の派手派手な登場で
生徒も現実を受け止めきれない
『また女の子?』 『また、間違って連れてきたん?』
など、疑問に思う生徒が多数
生徒と学園長、寮長組など全員が大混乱
そんな中、ガールズ二人組は
本当に余裕な二人はパチンッと笑顔でハイタッチ
望美はニヤニヤして聞く
キャハハ、ウフフと二人で推し事をした
しばらくして、その後、風香も魔法が使えず、
望美と同じ日本から来たと言うことで、帰る場所もなく、
入学式が終わるまで、大人しく待つことにした
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