第10話
フ、ファンの方かな?
雪が首を傾げると…
そ、そうですッ!!!大ファンですぅ!!
私も!!握手してください!
望美と風香はきゃー!!と声を上げる
実物はもっと迫力あるわ!
だよね!!
あ、ありがとう( ˊᵕˋ )
雪はニコッと微笑んだ
きゃー!!可愛い!とまたもや声が
なんなんだゾ…こいつら…
グリムは何かを引く目で見ている
ゴホンッ…皆さん、貴方達の世界でも色々とあるのでしょうが、今は私の話を聞いてください
はーい、学園長〜!
わかりました。
え、は、はい…
3人はそれぞれの響きで挨拶をした
では、貴方達が今から元の世界に帰るまでに住む場所を提供します
よし!この調子で、推しに…!
推し?
いえいえ〜何でもありませんよ、こちらの事情です(*´꒳`*)
…?
風香がそう言うと、学園長は再び話を始めた
もちろん、''ダダ''と言うわけにはいきません。
推しに会うためなら、なんでもやりますよ!!
それは、話が早いですね。他のお二人もよろしいですよね?
私は全然…
わ、私も…帰る方法見つけてくれるなら…
風香も雪も賛成した
するとグリムが
俺様は、大魔法士になるんだゾ!この学園に入るんだ!!
貴方は駄目です。今すぐにこの学園から出てってもらいます
ふなっ!!
俺様を追い出すなんて!!
すると学園長はまたあのムチでグリムを叩く
痛ぇんだゾ!!
そんなグリムが可哀想に見えたのか、雪は…
あ、あの…学園長さん!!
何ですか?
グ、グリムも、私達が元の世界に帰るまで、一緒にいてもいいですか!?
ふむ…貴方達がちゃんとグリムくんの世話をすれば問題はないですが…
そ、そうですか…!
よかったねぇ…グリム!
雪はグリムを抱き上げる
俺様は世話なんてされなくても平気なんだゾ!!
でも、今日みたいな騒ぎはごめんですよ
学園長はグリムも一緒にいていいと許可を出した
わぁ!!雪ちゃんナイス!
えっ?
グリムいなきゃ成り立たないもんね!ツイステは!
??
なんだかんだありながらも、3人の少女と一匹は学園長に案内された場所に向かった
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