あのあとオンニが戻ってきて
とか質問の嵐。
そう言うと
前にもこんな会話したっけ?
なんでしたんだろ…確かテミナとジョンくんが珍しく言い合いしてて私が止めに入ったらテミナの『あなたは僕の味方だよね~』って言葉に対して『ヤー!あなたは僕の味方だよー!ね?あなた!』なんて返すからどうしたらいいかわかんなくて困ってたらオンニが来て…結局二人が怒られて…
なんて思い出してたら可笑しくて少し笑みがこぼれた
え?あ、!これは12/1以降だった!?
なんて楽しくお話してたらいつの間にか撮影の時間になって…この撮影がびっくりするくらい恥ずかしいんだよ
だって普段スカートなんて滅多に履かない私がスカートを履くんだもん
しかもジョンくんと同じ服を着て
この服を着るのは2回目だけど…だめだ…緊張しちゃう
すると着替え室のドアの向こうから
なんて少し大きな声で呼ばれるから
あなたは着替えたけど外にじょんくんがいるって思うと出れなくて…
そんなこと言われたら早く出るしかないじゃん!とか思ってたら
そう言ってオンニが入ってきた
そうオンニが私に近づいてくると
オンニの後ろのドアからひょこっと顔を出して
なんて言って覗いてくる
そこで言うのを止めると私の全身をまじまじと見てきた
そう言って頭を撫でられる
まぁ当然のごとくオンニに怒られるじょんくん
なんて言いながら怒ってるよ笑笑
オンニ、あなた気づいてないのかもしれないけどあなたのほうがよっぽど可愛いですよ?
なんて心の中で思ってるけど口に出しません
だってだしたらオンニ照れて口聞いてくれないんだもん笑少し変わってるね笑笑
そんなこんなで(どんなこんな?笑)
なんとか撮影開始何回か着替えもして場所も移動して…ある程度取ったあとに写真の出来を見る
じょんくんと私で話し合っていいなと思ったやつはこの5つだった
この中から撮影会社の偉いさんがまた選ぶらしい…
私は何が使われるかなんてわかってるからわざとあまり口出ししなかった。けどじょんくんは過去にじょんくんが選んだ写真の服とと同じ服を着ている写真を選んだ
その時なんだか胸がウズウズして…嬉しくて…
なんて考えてたらもう撮影は終わっちゃって空はすっかり暗くなっていた
そう言って申し訳なさそうにオンニはお話をしに行った
空には無数の星。
きれい。そんな一言では表せないほどきらきら輝いていた
大自然に囲まれてゆっくりと呼吸をしながら二人で大きな空を見上げる
ふと横を見ると息を呑んだ
だって星より輝いているんだもの。
星よりきれいなんだもの。
星より眩しいんだもの。
こんな人他にはいないなと改めて思ったと同時に少し不安が過る
もし私が未来を変えられなかったら…なんて
私はこの一日でなぜ過去に戻ってきたのかがなんとなく自分の中で整理がついた
毎日休み無しに泣く私を見て愛想つかした神様が未来を変えるためにもう一度やり直しをさせてくれたんだそう思った。
ならこれを大切にしなきゃ
どうにか変えなきゃ
そう思った
その言葉に少しびっくりしたのか目を見開く
でもすぐに微笑んで
そう返してくれた
ちょっとした事なのかもしれないけどそれが嬉しくて
じょんくんの目を見つめた
って少しふざけていうから
なんて真面目に言ったら
なんて真面目に返してきた
ふと我にかえって恥ずかしくなったのかじょんくんが少し顔を赤めて両手で覆うように隠した
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付 け 加 え
二 人 は 付 き 合 っ て ま せ ん 。
物 語 は 終 わ っ て ま せ ん 。
ま だ ま だ 続 き ま す 。
お 互 い が ど う 思 っ て い る か は …
後 々 わ か り ま す ^^
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!