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2019/01/03

第13話

久しぶりの休息
エスト
エスト
うーっ…身体が熱い…
未玖が期待を寄せていた
「昂り」の影響もあってか、
身体が火照っているくらい熱いというのを
実感するエストロニア。


しかしそれを見て、未玖は笑う。
未玖
未玖
でも、全然凄かったんだよ〜♪
御子の務め、果たせてるんじゃない?
エスト
エスト
お母さんが言うなら、
そうなのかな…?
エストロニアは未玖の助言に首を傾げる。

自分自身の母であるとはいえ、
本当かどうかは分からない。

ただ、それだけが不思議だった。
未玖
未玖
でも、昂りがこんなに
身体に影響してるなんてね…
ちょっと予想してなかったな…
そんなこんなで、再び村に辿り着いた
未玖とエストロニア。

今回は、前回とは打って代わり、
楓との出会いを果たした後だ。


二人にとっても、いい休息になるかもしれない。
エスト
エスト
…スゥ…スゥ…
未玖
未玖
頑張ってたもんね、エストロニア…
うち、すっごく嬉しいよ〜?
紅炎との戦闘で疲れたのか、
エストロニアは眠ってしまった。

魔力が有限でなくなったとしても、
「魔力」による身体への疲労が
ただ単純になくなっただけである。

ただ、未玖だけは別らしい。
未玖
未玖
…ありがとね、楓くん。


エストロニアが
こんなに成長するなんて、
本当は予想してなかったの。


確かに、エストロニアの
「伸び代」はとてつもなく大きい。

だから…少しずつでもうちが
引き出してあげなきゃ…


って思ってたの。


けど、楓くん。
貴方はそんなエストロニアを、
しっかりと見てくれてた。

正直、凄いって思った。
先の話の読みが凄いって思ったの。
ちょっとだけ、尊敬しちゃうな…♪

だから…今度はうちが頑張る番だね。
気持ちよさそうに寝る
エストロニアを見て、未玖は決意する。


普通の人から見れば、母と子である二人。


今度は、母である「未玖」が
子の「エストロニア」を支える番である。
そして時は過ぎ、夜が明けた。
エスト
エスト
んー…よく寝れた…
エストロニアは睡眠から目覚める。
紅炎との戦闘から少しずつ、
何かが変わっているのは
自分でも理解していない。

ただ、一つだけ言えることは
「未玖を支える御子」として、
少しずつ成長している事だ。
未玖
未玖
エストロニア、後で時間ある?
普段とは異なる姿勢で、エストロニアを見る未玖。


楓と紅炎を見て、未玖自身も
少しずつ変わろうとしているのかもしれない。
エスト
エスト
えっ?あ、あるけど…
未玖
未玖
じゃあ、うちと勝負してみない?
成長は間近で見なきゃ分からないから。
エスト
エスト
お母さんが自分から
そんな事言うなんて珍しいね…。
えーっと、何かあった?
未玖
未玖
ううん、そうじゃないの。
これは本心だよ〜?
エスト
エスト
ええっ!?
「母と子」、「未玖」と「エストロニア」


この二人の旅は、ここで一旦終わる。


夢月楓、如月紅炎。
この二人との出会いが、
エストロニアを大きく成長させたのは
紛れもない事実だ。


未玖とエストロニアの思い出と日々は、
いつまでも、繰り返される。