目を開けると白い天井だった。
ここは、雄英高校の保健室らしい。
リカバリーガールから、聞くとその後敵達は生徒に何も手を出さずに帰っていったらしい。
多分、私がアレをしたから…
相澤先生は、重症で今病院らしい。
キャパオーバーしてしまった自分を支えてくれた人が気になり、お見舞いに来てくれた
みんなに聞いてみた。
轟? 轟焦凍さん? 何で?
《帰り道》
何だろう。『好き』ってどんな気持ち何だろう。
好きが知れたら毎日楽しいのかな?
次の日は、臨時休校になった。
母さんは、小さく笑って『いいわよ』と言い押し入れから少女漫画を出してきた。
臨時休校で、一日暇だったから少女漫画を読んでみたものの…わからない。
告白して、付き合って一緒に出かけて、手を繋いで、彼女がトラブルに巻き込まれたら
彼氏が、助けに来る。その姿に女性はドキとするらしい。漫画にはそう書いてある
ハグしたり、手を繋いだり、キスしたり、何でこんな事をするんだろう?
そんな事、しなくても良い事なのに。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。