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2021/07/03

第2話

初デート(準備、待ち合わせ編)
第二話 初デート
 ぐへ。
 ぐへへ。
 ぐへへへ。
 私は今日、リア充になるのよ。
 それがどれだけうれしいことなのかしら。
 いや、俺キモ。
 まじきめぇ。
 俺はデートというものに緊張しすぎて、4時に起きてしまった。
「さすがに馬鹿すぎるな。」
 俺は1人でそう呟いた。
 因みに、あれから何回かLimeで連絡を交し、待ち合わせは11時最寄り駅ということになっている。
 そして今の時刻は4時。
 目はもうギンギンで、どれだけ目をつぶっても、眠ることは出来ないだろう。
 俺は非リアの醍醐味、ゲームでもすることに決めた。
 
 夢中になりすぎた。
 気づけば時計の針は9時半を指していた
 え?さすがに夢中になりすぎじゃない?
 自分のゲーム依存度にビビりながら、俺はデートの準備を始めた。
 ねぇマジ無理なんやけどー
 服とかいうものは安くて楽に着れるものを選ぶよなぁ!
 普通デート用の服なんて用意しねえよなぁああ。
 俺は残念ながら1人で嘆いていた。
 とても悲しい。
 俺は1番まともだと思う服を選んだ。
 というかデートってどこをどう回ればいいんだ?
 自分の計画性の無さに驚く。
 俺は急いでGoogleで調べた。
 『〇〇駅 デート』
 検索すると思っていたよりも沢山の場所が出てきた。正直に言う。出てきすぎだ。全くもってどこいったらええかわからん。
 うーん。
「チッ」
 仕方ねぇか。
 俺はLimeですぐさま、『AKAMORIDAZE』という、センスの欠けらも無い名前をタップし、最善のデート場所について聞いた。
 こんなことなら昨日聞いとけばよかった。
 そんなことを思っていると、まだ送ってから15秒くらいしか経ってないのに返信が来た。
 こいつは妙に既読と返信が速い。
 正直いってなんかきもい。
 『いや、正直いって楽しめればどこでもいいけど、映画とかが無難かな。ずっと喋らなくて済むし、何より映画の感想っていう共通の話題ができるからね。映画行った後は適当な店で適当なもの食って解散でいんじゃね?。』
 ウザイ。非常にウザイ。ノリと勢いとか言ってたやつが、こうも簡単に的確なアドバイスをしてくるとは……
 何はともあれ映画はいいな。俺のぱんぱかぴーなっつコミュ力でも、話題ができる。
「グハッ」
 おっと、突然撃たれたみたいな反応をしてしまった。そう。時計の針は、10時半を指していたのだった。
 待ち合わせは11時。やべ。早く行かなきゃ。
 俺は焦りつつどこか希望を抱きながら、家を後にした。
「やっと着いた。」
 思ったよりも最寄り駅って時間かかるんやな。待ち合わせなんてしたことねぇからわかんねえや。そろそろ本当に辛くなってきたぞ。
 時刻は10時48分。まだ10分以上もあるのか。
 ふと周りを見渡すと、待ち合わせしているやつは多くいた。そして全員が当たり前のようにスマホをいじっていた。
「よく緊張しないでいられるな。」
 そんなDT丸出しの感情を抱いていると、美しい歩き方で人がこちらに向かってきた。
 横井さんだ。
 どんどんとこちらに近ずいてくる横井さん。段々と心拍数が上がるのを感じる俺。
 うひょー!なんか初々しいねぇー!
「こ、こんにちは」
 挨拶は大事だよな。うん。完璧だ。挨拶は大事。
「こんにちは。待ちました?」
 はい来ました大道パターンね。いやーあるよねこういう展開。漫画でいくら見た事か。
 ふっふっふ、このくらい俺だって予測してるさ、こんな時はなぁ、
「ううん、今来たところだよ。」
 はい完璧ぃ。俺天才。因みに赤森は天災。
「今日なんだけどさ、横井さんどんなところが好きかなぁって色々と考えたんだけど、映画とかどうかな?」
 完璧な質問。天才。てか逆にこの完璧な誘いを断る奴いんのって感じィ。
「映画、大好きです。」
 不覚にもドキッとしてしまう俺がいた。
 いやするだろ普通。てかこんなんでキョドってる俺って…ここから先大丈夫か?